NT’sのblog

役に立たないNT'sによる性格診断情報ブログ

4w3の解説ー「貴族」

性格のタイプ―自己発見のためのエニアグラム

性格のタイプ―自己発見のためのエニアグラム

  • 作者: ドン・リチャードリソ,ラスハドソン,Don Richard Riso,Russ Hudson,橋村令助
  • 出版社/メーカー: 春秋社
  • 発売日: 2000/07
  • メディア: 単行本
  • 購入: 1人 クリック: 3回
  • この商品を含むブログ (1件) を見る
 

 上記書籍を参照して要約しました。

 

3のウイングを持つタイプ4 「貴族」

 

タイプ4とタイプ3の特性が組み合わさると、感情面では激しやすく、しかも、矛盾した性質となる。構成要素となる二つのタイプは、表面的には正反対に見えるが共通点がたくさんあって、それをうまく生かせば、個々の弱点をかなり補うことができる。タイプ4は、たいてい、内向的で、引きこもっていて、自己陶酔的であるのに対し、タイプ3は外向的で、人間関係重視で、目標志向的な傾向がある。タイプ4は自分をむき出しにすることを怖れるが、タイプ3の自己誇示と競争的な成功欲はその対極にある。タイプ4の内向的な自己意識は、タイプ3の魅力やその他の外向的な社交技術とは対照的である。このように二つの構成要素である タイプが対立してはいても、自己像と自尊心の課題には両者共に関わっている。タイプ4は一般に私的な事柄として自己像を発達させる傾向がある。自分の想像と感情を通じて自己像になろうとしている。タイプ3 はもっと広く知られる自己像を発達させ、それが真実のものであることを、自らの達成成果を通して他者に証明してもらおうとする。これら対極にある諸特性が、同一人物の中に共存している。

 

4w3の著名人
●フレデリック・ショパン
●エディット・ピアフ
●ハロルド・ピンター
●ウォルト・ホイットマン
●チャイコフスキー

 

4w3の健全な人は、w3があるので、創造性と「成功する」ための素質を持っている。今の自分と、この先なろうとしている自分の両方に接触しているが、それは彼らにとって、より外向的で精力的な次元においてである。総じて、タイプ4は私的で、特に行動志向ではない傾向があるが、健全なw3があると、自己を成就し向上させたい欲求によってその衝動が和らげられる。4w3は、そのためには、自分はものを生まなければいけないし、他者と密な関係にならなければいけないことを把握する。このように、w3はw5よりも目標志向で、社交的で、人間関係での「策略」に通じる傾向がある。4w3は、成功はしたいが、自分は特別でなければならず、自己実現するために必要な仕事に就きたい。両方の副次タイプ共、非常に創造力があるが、4w3の方が受け手を意識して創造する。彼らは適応力があり、人に敏感で、優れたユーモアの感覚を持つ。


4w3の通常の人は、人目を気にすることで自己陶酔から脱することもある。好ましいイメージを送り出す事ができるので、4w5より効果的に、自分の情動が本当はどういう状態なのかを隠せる。4w3がどれほど傷つきやすく、あるいは、感情面で問題を抱えているか、他者は気づかないだろう。4w3は、競争的で、成功することに関心があるが、成功を、自己をむき出しにすることを、そして、屈辱を受けるかもしれないことを怖れる。しかし、w3が機能する度合いに応じて、4w3はまた、注目と賞讃に対する強い欲求を持つが、この二つは自分の行動を引き起こす動機の一部として働くのかもしれない。どちらの副次タイプにも夢追い人の感覚が強くあり、こういった性質が組み合わさると、自己顕示癖にまで至ってしまう傾向がある。しかも、自愛的な必要が現実に満たされないと、勝利への欲求が空想の人生で役割を果たし、同時に、失望の焦点になる。彼らは4w5よりも実際的な傾向があるが、感情もお金も浪費する。4w3は、洗練さと文化の香りを自分に与えてくれる物や道具立てに囲まれているのが好きである。「趣味の良いこと」が前提であり、彼らの経済的背景は関係なく、w3を持つあまり健全でないタイプ4は、自分は周りの人たちより洗練されていて「高級」であると思う。タイプ3の要素が他者を楽しませる強い欲求を加えるので、4w3は、4w5より、他者の意見、援助、批判などに敏感になる傾向がある。しかし、深い感情の反応は抑えつけるので、4w5より腹を立てやすい。

 

4w3の不健全な人は、その攻撃を主に自分自身に向ける。彼らは自己抑制的で、他者から遠ざかり、意気消沈し、自己軽蔑的で、などきりがない。しかし、w3が役割を果たす度合いに応じて、不健全なタイプ3のように行動する場合もある。4w3は、敵対的にも意地悪くもなれる。他者に対する密かな羨望は、w3が持つ嫉妬心で強化される。搾取性、便宜主義、二枚舌などが浮き出て来るが、彼らがこういった特性 に屈してしまえば、恥辱感と罪悪感を高める。4w3では他者を破滅させたい欲求が実行されることは滅多にない。しかし、いったんそうなれば、自分が誰かに対して苦しみを与える以上に、 ずっと厳しく自分自身を罰しようとする。激情に駆られた犯罪と自殺が起こり得る。