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2w1の解説ー「奉仕する人」

性格のタイプ―自己発見のためのエニアグラム

性格のタイプ―自己発見のためのエニアグラム

  • 作者: ドン・リチャードリソ,ラスハドソン,Don Richard Riso,Russ Hudson,橋村令助
  • 出版社/メーカー: 春秋社
  • 発売日: 2000/07
  • メディア: 単行本
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 上記書籍を参照して要約しました。

 

1のウイングを持つタイプ2 「奉仕する人」

 

タイプ2とタイプ1はどちらも彼らの超自我を強く志向しているので、2w1には 強い愛他心を見て取ることができる。同時に、タイプ2の特性とタイプ1の特性が互いに矛盾する傾向もある。すなわち、タイプ2が感傷的で、人と関わり、芝居がかっているのに対し、タイプ1は理性的で、人間味に欠け、自制心が強い。タイプ2の感情移入と人間関係重視が、タイプ1が持つ節度、客観性、理想主義と釣り合う。そのため、2w1は善良さと無私無欲の奉仕によって愛を得ようと懸命 に努力する。w1はある程度の慎重さと厳しさを与えており、2w3にはあまり見られない特徴となっている。義務や責務を守る感覚は他よりも強いが、タイプ2の人間関係重視の性質はずっと弱まっている。この点で、2w1はタイプ6と誤認されるし、タイプ6の方でも誤認することがある。2w1の人は強固な良心と原則に従って行動する欲求があり、自分の感情の求めがどうであれ、他者を公平に扱おうとする。しかし、タイプ2が基本タイプであるため、おそらく行動規範と心の間で葛藤を感じるであろう。

 

2w1の著名人

●マザー・テレサ

●エレノア・ルーズヴェルト

●ダニー・トーマス

●フローレンス・ナイティンゲール

●ルイス・キャロル

 

健全時の2w1は、一つにはタイプ1の特質があるので、他者のためになることをたくさんすることができる。他者を教え、その生活を向上させ、大義のために働くことは、顕著な特性である。慈善活動や宗教・慈善団体の多くはおそらく2w1によって創設され、職員として働いている。彼らは、他者に可能な限り最大の奉仕をしたいと願い、しかも、2w1よりも利己心を持たず、愛他心を持ってそのようにする。彼らは目的を厳粛に受け止め、生涯を通じての任務を探求することに引きつけられる。事実と価値に対する客観的で知的な目を持っているだけでなく、構想を実現させる心の温かさを持っているため、ことのほか優れた教師になれる。また、教師や親として、自分が責任を持っている人々を勇気づけ、真価を評価する。個人の生き方としては、物事を単純に、かつ、機能的に保つことが好きで、2w3がずっと華々しいのに比べて対照的である。

 

通常時の2w1は、個人主義と理想主義との間で板挟みになる。タイプ2として他者の気持ち になっても、w1が強ければ、観念的な理想が感情と対立し、全身全霊で他者に感情移入することをむずかしくさせる。少なくとも彼らの一部は審判的なままであり、道徳的な宣告を下そうとする。しかも この二つの要素が、2w1の人に、他者に奉仕するように強く駆り立てられていると感じさせ、相手に嫌と言うのをむずかしいと感じさせる。2w1の通常の人はまた、他者に対しても自分自身に対してもきわめて統制的になれる。自己中心的でありながら、自らの理想、とりわけ愛の理想の蔭にそれを隠す。他者にとって重要でありたいという欲求と、合理的で客観的でありたいという欲求の中に、この2w1が持つ二つの相反する傾向が最もはっきりと見える。彼らは自分自身に注目を引きつけることにぎこちなさを感じて、裏方として働くことを好みながら、タイプ2としては他者の人生で重要であると感じたい。2w1の人は、2w3よりも、罪悪感と自己非難に左右されやすい。それは、 自らの道徳的基準に応え損なったときに、自分自身に対して一層強く批判的になる傾向を持つからである。 彼らはしばしば、自分はすでに持ちすぎるほど持っていて、自分の欲しいものを求めるには2w3よりも障害が多いと感じる。

 

不健全時の2w1は、独善的で、融通が利かず、自分がすることが正しいことだと考えるすべてのことに道徳を振りかざす。独善と自分自身を正当化する欲求が自己欺瞞と操りに結びついて、確固とした心的傾向を生み出すので、それを変えることはきわめてむずかしい。2w1の人は、すぐさま他者を非難しては、道徳的理由で自分自身を正当化することができる。自分が誤っていると証明されたり、利己的だと証明されることをそのままにしておくことはできず、自分の攻撃的感情を完全に否定する。2w1の人は心気症や心身症的人格障害身体に集中する強迫観念と衝動強迫に罹りやすい。