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タイプ8の親への定位【解説版】

親とのつながり

養育者像(主に母)に愛憎半ばする感情を持ったタイプ

 

幼少期

タイプ8は養育者像と結びつきを保ち、養育者像を補う役割を自分が果たすことで家族の仕組みに適応した。養育者像は母性と関連した多くの性質を表して見せてくれた。ここでの母性…温かさ・親身の世話・養育・承認・優しさ・感受性

 

タイプ8は、価値観、愛情、養育などを得るための最善の方法は「強い人間になること」であることを学んだ。タイプ8は小さな保護者となり、その役割を放棄することは自分の自己存在基盤を失うだけでなく、愛され世話を焼いてもらえる希望も失うことになると感じる。

 

愛憎半ばするタイプ258の比較

タイプ8

「自分の幸せと生き残りは、人生での役割を全うすることにかかっている」

タイプ2

「常に無私無欲で他者を養育し、面倒を見なければならない」

タイプ5

「自分には果たすべき役割は何もなく、何か役割を見つけなければならない」

 

タイプ8の役割

タイプ8は、大きな問題を扱うことができ、また、苦難と苦悩を問題にしない決断力と力のある人物でなければならないと信じる。他のタイプと同じように、これらの役割が健全に発露されれば、まわりにいる人々だけでなく世界にも非常に重要な貢献をすることになる。しかし、怖れと自信のなさが高じてくると、これらの役割によりタイプ8は、その人間性を充分に発揮できなくなる(退行先としてのタイプ5の特徴)。タイプ8は怖れと傷つきやすさを抑え込んで、しなければならない挑戦はどんなものにでも応じられるように、強くあろうとするようになる。

 

家族が機能不全だった場合

タイプ8はタフで攻撃的な人間になり、他者と親しくなったり、自分の傷を認める能力が限られた。タイプ8が幼児期にひどい虐待を受けていたとすれば、他者や世間に対する信頼は非常に傷つけられ、拒絶と背信を常に予期して生きることになる。

 

タイプ6との比較

共通点

タイプ6もタイプ8と同じように信頼に関わる問題を持ち、世界に対して攻撃的な防衛パターンを発達させることがある。

 

相違点

タイプ8は、自分自身以外に人でも物でも信頼できるものが何かあるとは信じない。

(逆に言えば、タイプ6は権威に頼ろうとする)

 

タイプ8は、自分の家族の中で、独立の人間として自分自身の権威を主張するべく懸命に努力する経験をした。自信を取り戻したり、導きを得るために頼れる人は誰もいなかったか、身の回りにいた権威者像両親、教師、年長の子供、警察とは、それが誰であれ自分自身を戦う立場に置いていたか、どちらかであった。タイプ8は、自分の運命や意思決定が他の誰かの手に委ねられるのを許したくなかった。

 

家族にある程度の温かさがあった場合

タイプ8がある程度温かさ、養育、支え合いなどがある環境で幼い時期を過ごしたとすれば、大人になったとき、特に自分が信頼し、身近にいる数少ない人たちとの間で、力強い保護者の役割を担うことも出来る。

養育が得られなかった場合

もし支えや養育があまり得られていないとすれば、「人はみな自分の安全だけを図る」態度を身につけて成人する。

そういったタイプ8の態度

・自分は自力で生き残るために一所懸命に努力し、戦わなければならなかったように感じる。

・他者が同じようにしようとしているとすれば、その人も自分自身の面倒は自分で見ることができた方がいいと感じる。

・自分の利益だけを求め、他者のことを気にしすぎれば、自分が生き残るための危険を招くことになると感じる。

(つまりタイプ8の長所である「他人の保護者となる」性質がアボン死んでいる状態)

 

タイプ8の生まれつきの性質

タイプ8は、生まれつき強いエネルギー、肉体的耐久力、意志の力を持っている。これらの性質がどのように働くかは、家族関係によるところが大きい。

その性質が前向きに発揮されたとき

人を建設的にし、力づけ、死後に永遠の遺産を残す。

(健全な段階)

虐待によって性質が歪んだとき

復讐と破壊性の遺産を残す。

(不健全な段階)

 

これらの関係は正に対極である

 

個人的な考察&感想

タイプ8以外の人間が不健全なタイプ8的なスタンスを取っていると、タイプ8と誤認する原因になるんだが、体格的に恵まれていなかった場合、本来はタイプ8ではない可能性が浮上してくる。

 

「俺さえよけりゃOK」ってノリがTPマインド、というのかタイプ578がよく取るスタンスのように思われる。多分他のタイプも似たようなこと考えることはあるのかもしれんが、態度に出すのはこのトリオ。

 

ここで面白いのは、タイプ57はナランホ曰く「ヒョロガリ」が多い点。ちゃんとした言葉でいうと外胚葉型、及び頭脳型性格。タイプ8は勿論「マッチョマン」が多い。タイプ7か8かマジで分からん場合には体型が参考になるかもしれない。タイプ5と8はそこまで鑑別が難しいタイプではないだろう。

 

愛憎半ばタイプ258の中では比較的、定位の対象であった人間との関係性に影響を受けるタイプのようだ。(話が跳ぶが、親への定位の説明って家族が機能不全の場合について結構な量記述されている)

 

タイプ8で病弱だとどうなるんだろうか。

 

参考書籍

性格のタイプ―自己発見のためのエニアグラム

性格のタイプ―自己発見のためのエニアグラム

  • 作者: ドン・リチャードリソ,ラスハドソン,Don Richard Riso,Russ Hudson,橋村令助
  • 出版社/メーカー: 春秋社
  • 発売日: 2000/07
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 上記書籍P392~394を参照して作成しました。