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タイプ9の親への定位【解説版】

親とのつながり

両親と結びついたタイプ

 

タイプ9は、養育者像と保護者像の両方が持つ課題や問題を強く一体化させ、自分のものとして心の中に組み入れている。タイプ9の精神的エネルギーと感情的エネルギーの多くは、自分の内面で、同一化したものすべてにある種の調和を保たせておくように用いられる。養育者像との一体化、保護者像との一体化、さらに、自分自身の必要をもいくらかは受け入れようとするので、タイプ9の内面世界はおおむね綱渡り状態にある。

 

幼少期

タイプ9は、周りの人たち、主に自分の両親から非常に多くのものを吸収した。両親と結びつき一体化することで自己感覚を発達させたので、両親の不和や離別を予想することは恐ろしい。幼いタイプ9にとって、それは自分自身の中に不和と争い事を持つことと同じである。両親の不和と離別は、タイプ9の内面の安定を大きく乱す。

 

平和な家庭だった場合

タイプ9が平和で睦まじい家庭の出なら、タイプ9が組み入れた教訓と感情は比較的扱いやすいものであり、自分の世界に効果的に対処するのに利用できるだけの充分な注意を得た。

機能不全だった場合

幼児期としても初期に不和や家庭としての機能障害で苦しめられたとすれば、抱え込んだ感情と教訓はすべて苦痛に満ち、衝突し合って、ほとんど耐えがたいものであった。

 

通常から不健全までのタイプ9は解離すること自分が吸収した内面の混乱が自分を途方に暮れさせないように、起きた自分の感情と思考から即時に立ち退くことを学び取った。同時に、外部の環境にある葛藤や苦悩には注意を払わないことも学び取った。

 

健全から通常までのタイプ9には、両親と結びついていることが、支えられているという感覚と主体意識を与える。タイプ9の主体意識は多かれ少なかれ「与えられる」ものである。

 

主体意識を巡る問題

精神的に発達する過程で、タイプ9は、自分が想定していた主体意識は自分の真の姿ではなく(タイプ3のように)、しかも、自分自身の外にある何かにしばしば頼って支えてもらっている(タイプ6のように)ことがわかってくる。タイプ9は両親の持つ問題を内面に組み込む。そしてタイプ9がその後の人生で出会う重要な人たちが持つ問題も組み込んでしまう。これにより、タイプ9自身の自己は押しのけられる。

 

何かの形で独立と自律を見つけようと努めること、言い換えれば、人生のある部分は自分自身だけのものであると主張することが、非常に重要になる。タイプ9が自分自身でするものであるとして何かを選び出したとして、それが他者の目にはつまらないものにしか見えなかったとしても、タイプ9は厳としてその行動を防衛しようとするだろう。

 

自分自身の「適応」という性質を理解すれば、タイプ9はこの性質を多少放棄する事が出来る。なぜなら、人生のもっと中心となる領域で自分自身の必要を主張しても安全であると感じるからである。

 

調和の取れた人間関係の保持

タイプ9には上記のような定位があるので、人生で出会う人たちとの間だけでなく、その人たちの間にも、調和の取れた人間関係を何としても保とうとする。元来、タイプ9は、自分が一体視した人たちが円満で善良なら、自分も円満で善良であると感じる。

 

タイプ9が健全なとき…自分のさまざまな賜物を生かして、他者が健康と幸福を保つのを助ける。自らの環境に並外れて敏感であり、無防備である。

あまり健全でないとき…実際にはそうでない場合でも、他者が健康で円満であると想像する。こういう状態になってしまうとタイプ9は、結びついていたい当の人物を失い始めたことになる。

 

個人的な考察&感想

両親が不仲だったタイプ9の方を知っているが、確かに情緒不安定だったな。これまた家族の状況でその後が決まってくるクソリティ。

 

ちょっと思ったんだが、保護者像・養育者像が定位の対象のタイプ(123678)は極論、家族以外でも定位となる像を見つけ出す事が可能だが、タイプ459(遊離)は両親及び「家族」だから中々、代えがきかないのか。

 

どのタイプの親への定位でも、いざ機能不全の出身の場合どうすれば取り返しが付くのかについて言及がない辺りがなんとも。デタラメ言えないんでまたnoteで考察か。この辺ナランホが何か言ってたか調べよう。

 

参考書籍

性格のタイプ―自己発見のためのエニアグラム

性格のタイプ―自己発見のためのエニアグラム

  • 作者: ドン・リチャードリソ,ラスハドソン,Don Richard Riso,Russ Hudson,橋村令助
  • 出版社/メーカー: 春秋社
  • 発売日: 2000/07
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 上記書籍P445~446を参照して作成しました。