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タイプ2の親への定位【解説版】

親とのつながり

保護者像(主に父)に愛憎半ばする感情を持ったタイプ

 

幼少期

タイプ2は、保護者像を強く一体視してはいないが、心理的にその人物からまったく離れてもいない(愛憎半ば)。その結果、タイプ2は、家族の仕組みに最もうまく合わせるには、保護者像を補うという主体意識を持つことが最もよいと感じた。この定位は保護者像に向かっているので、タイプ2はそれを補う家母長的な役割と一体化した。幼いタイプ2は、家族の仕組みの中で安全と安心を得るには「小さな養育者」になればよいことを学んだ。家族の中で他の人を養育することができれば、自分は保護者像の愛情と保護を自分のものにできると信じた。

 

条件付きの自尊心

保護者像とのこの関係は、自分が必要とする愛情を与えてくれるすべての人に対しても、同じような定位を取る契機となる。保護者像への愛憎半ばするこの気持ちは、タイプ2の自尊心が条件付きであるという事実を説明する助けになる。タイプ2は自分自身を無条件に愛することはしないし、それがまた、タイプ2が経験もし引き起こしもするあらゆる種類の苦しみを生み出す源である。彼らの自尊心は自分が絶対的に善良で「無私無欲」であるという条件に基づいている。そのような見方をするのは、自分は人並み外れて善良であり寛大であるからこそ、他者の愛を克ち得るのであると信じるからである。

機能不全の場合

さらに加えて、家族の仕組みがうまく機能していなければいないほど、愛を得るためには自分自身の必要を犠牲にしたり抑圧したりしなければならないと、それだけ強く感じるようである。不幸なことに、自分自身の必要は利己的であるという考えが強ければ強いほど、タイプ2はそれを満足させるには遠回りの方法を見つけ出さなければならない。タイプ2の超自我はいつも警戒怠りなく、タイプ2 の「無私無欲さ」だけでなく、タイプ2が出す助けに対する他者の反応も判断する。

 

通常から不健全な段階

通常から不健全までのタイプ2は、充分に自己犠牲を払うことができないし、他者から愛されていると充分には感じられない。タイプ2は、自分が本当に善良で、無私無欲で、必要を持たないと一所懸命に信じ込ませようとする。しかし自分が常に善良であると感じることを必要とする時点で問題が始まる。 善良とはほど遠いときですら、タイプ2は自分自身を他者にとって善であると見なければならない。皮肉にも、自分があらゆる点で善であり人の役に立つと思う必要に迫られるのは、自分が病的な欲しがり屋で、自己中心的で、人を操るときである。

 

健全な段階

タイプ2が健全なときは、自分自身を育てることを学ぶことによって、愛を必死に探し求めないでも動くことができる。タイプ2は、自己育成とは利己的なことではないことを理解する。事実、本当に誰かの助けになろうとするのならば、それは不可欠である。タイプ2は、自分自身を無条件に愛することができる程度に応じて、常に善良であることによって他者から愛を得ようとする必要はないことを知る。そのときタイプ2は、 他者の面倒を見、私心がなく、公平無私になることができる。なぜなら、彼らの愛は真に無条件になっているからである。

 

不健全なタイプ2

不健全なタイプ2の言う「愛」は、他者を繋ぎ止めておけるように依存関係をつくりたいという欲望に被せる、建前以外の何物でもない。不健全なタイプ2では、物欲しさの度合いがあまりに深いため、善の名において悪を行ない、その二つを区別することができない。

 

個人的な考察&感想

段階4ー大仰な友人
段階5ー所有欲の強い「親友」
段階6ー尊大ぶった「聖人」

段階を下るにつれて「友人」「親友」「聖人」と徐々に傲慢になっていく様子を反映した微妙に出来の良い皮肉。

 

具体例は出せないが、とある系統のデモ行進とかは「聖人」の群れだろうな。「聖人」のおっそろしい所は、平気で厄介なことをやらかしてくれちゃったりする点。愛は法律より重いから仕方ないな。

 

タイプ2の退行はタイプ8で、統合はタイプ4なんだが、不健全なタイプ2って寧ろタイプ4の毛色も強い気がするな。根源が全く違うんで同列に並べるのはお門違いだが、表面だけ見ると非常に似てくる。

 

【タイプ2】1.核をなす理論、術語、およびエニアグラム上の位置 - NT’sのblog

ナランホによるタイプ4、タイプ8との比較が非常によく出来ている。

タイプ2はタイプ4と比べて全体的に頭がハッピーセット「明るい」。タイプ8と比べて「善人を演じる」。使命の光が輝いてるもんな。

 

参考書籍

性格のタイプ―自己発見のためのエニアグラム

性格のタイプ―自己発見のためのエニアグラム

  • 作者: ドン・リチャードリソ,ラスハドソン,Don Richard Riso,Russ Hudson,橋村令助
  • 出版社/メーカー: 春秋社
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 上記書籍P80~82を参照して作成しました。