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映画ドラえもん のび太と夢幻三剣士 作品感想

 妖霊大帝オドローム

INTJ

 

トリホー

ENTP

 

正直性格類型も何も、キャラクターの性格自体を考察するのは難しい作品。ドラえもん映画史上、最大の怪作。

 

この作品について語るとしたら、主に「夢の世界」と「現実の世界」の対比、「トリホーの正体」、「ラストシーンの意味」辺りだろう。

 

夢と現実

ドラえもんの口から割と辛辣な名言が飛び出す。のび太に対して、現実から逃げるべきではない、しかしせめて夢の中だけでも楽しい思いをさせてやるべきか悩むドラえもん。ここ難しい問題だよな。

 

夢と現実を入れ替えるってのがホラーだ。ジャンボス戦でのポケットの付け方の会話から、ドラえもん本人も夢と現実を入れ替えた事を忘れている可能性が示唆されている。盛り上がるBGMの中でホラーなやり取りをシレッと挟むグッチョイス。

 

夢と現実の逆転というのが、近年ちょっとリアリティを帯びて来たような気がしないでもない。正確には、仮想と現実の逆転だろうか。

 

トリホーの正体

筆者Aの見解…未来の犯罪者。ゲームを利用して間接的に殺人を企んでいる。

筆者Bの見解…ゲームの製作者。ゲームにのめり込みそうな、のび太に目を付けた。ただ単に売りたかっただけ。

 

未来デパートに電話している辺りから、無難に推測すると未来人である事は確実。正体が判明しない方が魅力的なキャラクターかもしれない。

 

ラストシーン

シズカールの面影を感じるしずかちゃんに、遥か山の上に建つ学校。現実世界を基盤にして、夢の世界の面影が残ったような描写。受け手の想像にお任せしますEND。

 

これを比喩表現として冒頭のテーマと繋げると、夢の世界の冒険で自信をつけた事で、現実と向き合う事が出来た、という解釈も可能。

 

かなり飛躍した話をすると、自信を喪失した児童に、娯楽で自信をつけさせるのは正しいのか?という問題にも繋がる。のび太のように自信をつけて現実に復帰するのが理想だが、更に夢の世界にのめり込んでしまう可能性もある。ドラえもんが冒頭で危惧したのはこれだろう。

 

ラスボス戦を前にジャイアンとスネ夫が離脱してしまったり、死の扱いがやけにリアルだったりと、映画ドラえもんシリーズの中でも異色の作品。これリメイクどうするんだろう。

 

余談

この映画が公開された1994年というと、丁度ダイの大冒険が連載されていた頃。作中のゲーム内の美術や、悪役キャラクターの名乗りに当時のノリを感じる。