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分裂の方向ータイプ1はタイプ4に動く【解説版】

性格のタイプ―自己発見のためのエニアグラム

性格のタイプ―自己発見のためのエニアグラム

  • 作者: ドン・リチャードリソ,ラスハドソン,Don Richard Riso,Russ Hudson,橋村令助
  • 出版社/メーカー: 春秋社
  • 発売日: 2000/07
  • メディア: 単行本
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上記書籍P524~527を参考に作成しました。

 

タイプ1はタイプ4に動く

段階4~段階9のタイプ1はストレス状態になると、タイプ4の特徴が出てくる。

タイプ1…最も規則に厳しく、自制的なタイプ

 

分裂:責任の重荷から自由になりたいという欲求の表出

厳格な超自我の要求による精神的重圧を和らげて、抑え込まれた欲求を開放したい。しかし、自己批判の原因となっている欲求を表出してしまうと、「無責任だ」という罪悪感を感じ、自分自身にもっと厳しくなる。

 

段階4 理想主義の改革者 創造力豊かな審美家

・自分が誰か他の人間で、義務という重荷から自由になると空想する。

・美しいものを探し出し、仕事の重圧から逃げ、身の回りを芸術的で楽しい環境に整えようとする。

・ある種の「芸術的エリート主義」が出て来る。自分は趣味の良い人間であると考え、何かの精神的重圧を受けたときは、この自己感覚が強く出る。

・自分の人生では出会うことのできない人たちに対する熱烈な憧れを抱くことがあるが、自分の憧れの的を人に教えることはしない。

・超自我は、そのような空想や欲求をすぐに抑え込む。

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段階5 規律正しい人 自己陶酔の夢追い人

・理想に合わせるという精神的重圧にうんざりするようになる。

・気まぐれで、移り気になる。

・憂鬱な時間をしばしば体験し、自分がどれほど懸命に努力しているか、自分の貢献がどれだけ重要であったか、誰もわかってくれないと感じる。

・かき乱された感情(タイプ4)が規律と抑制(タイプ1)に取って代わり、敏感に感情で反応し、自己不信になる。

・段階4での耽美主義は、段階5ではより不自然でわざとらしい性質となる。

・演劇性と過敏性(タイプ4)が、行儀作法と行儀への強い感覚(タイプ1)と結びついて、社交的な場面では極端にぎこちなく、自己意識過剰な人物となる。

・ストレスと「期待に適う」という欲求だけが高まる。

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段階6 善悪で判断しがちな完璧主義者 放縦な「特例」

・わがまま勝手になり、自分自身に規則に対するいくつか例外を与える。

・例外…達成不可能な理想から逃れる手段と、その喜び

・段階6では、超自我から逃れるための、健全で調和の取れた手段を見つけることができない。

・超自我は非常に極端なので、それを補償するために、無意識のうちに極端な快楽を求める。

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段階7 不寛容な人間嫌い 疎外された鬱状態の人

・妥協のない不寛容さと怒りの強さをそのまま保つことができないと、タイプ1は鬱状態に落ち込む。その症状は重く、しかも長く続く。

・鬱状態はタイプ1の激しい怒りを抑える手段として作用する。

・しかし、鬱状態は、これまで人生について発達させてきた見方に何か大きな誤りがあったことを、はっきりと示していることもある。

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タイプ4との誤認

タイプ1が機能不全が著しい家族を持っていて、いつもストレスを受けていた場合には、自分自身をタイプ4と取り違えてしまうことがある。

 

段階8 強迫観念にとらわれた偽善者 感情で苦しんでいる人

・強迫観念的な関心事と行為(タイプ1)に、衝動強迫(タイプ4)が加わる。

・上記には、非理性的な自己嫌悪、過度の鬱状態、憎悪と性的欲望でかき乱された感情などが含まれる。

・他者の悪事に注目したり、自分の身の回りにある不完全なものに大袈裟な見方をする傾向に加え、同じ強さの激しい怒りを自分自身にも向ける。

・次第に無意識の作用が強くなる。

・無意識という世界に疎く、自分自身について何を発見しても、それによって恐怖や反感、自己嫌悪などでいっぱいになる。

・自分の感情がどれほど混乱状態にあり、どんな悪事をしてきたかが、突然、恐ろしいほどはっきりと見える。

・自分が拠り所として生き、自分自身を律してきた理想がもう何の助けにもならないことがわかり、うろたえ始める。

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段階9 懲罰的な復讐者 自滅の人

・最後の精神的拠り所に混乱が起きる。

・懲罰的な態度と行動が生み出した忌まわしさが自分へと返ってくる。

・自分自身の堕落を目にして、恐怖のどん底に落ちる(「何ということだ、何をやってしまったのだろう?」)。

・道徳律に背いてしまったので、決して許されないだろうと怖れる。

・罪の自覚が、タイプ1に有罪を宣告する。

・自らの憎悪、不寛容、残酷さなどに呆然となる。

・他者を責めてきたのと同じように激しく、自分自身を責める。

・他者の中に善を全く見出さなかったように、今度は、自分自身の中に何も善を見出さない。

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終わりに

・ひどく意気消沈し、絶望的になり、感情面で混乱する。

・再び抜け出すことは難しいほど、極端な罪悪感、自己嫌悪、感情的な苦悩を持つ。

・自分自身の外にあって再び結びつく価値のあるもの、結びつくだけの価値があると感じる理想などは、まったくないように思える。

・行為能力を喪失するほどの衰弱や自殺の可能性がある。

 

感想

タイプ4への動きは、責任の重荷から自由になりたいという秘めた欲求の表れである。

 

段階7:潜伏期

段階8:大爆発

段階9:自滅

 

段階7では強い怒りを既に感じているが、うつ状態の方が勝っている為、あまり表面化することは無いが、段階8にて怒りが爆発する。傍から段階が落ちるところを見ていると、静かだった人間が突然豹変したように見えるんだろな。

 

タイプ1悪役描きにくいのって、段階6だと微妙に火力不足、段階7はうつ状態で使い物にならない、段階8は火力高すぎてドキツイしな。段階9で自分に全部返ってくる辺り、絶叫物だろうな。

 

解説版作ったときの追記:

分裂先のタイプ4の各段階での名称も踏まえている辺りリソすげえ。