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〈感情の三つ組〉の中でのタイプ4【解説版】

性格のタイプ―自己発見のためのエニアグラム

性格のタイプ―自己発見のためのエニアグラム

  • 作者: ドン・リチャードリソ,ラスハドソン,Don Richard Riso,Russ Hudson,橋村令助
  • 出版社/メーカー: 春秋社
  • 発売日: 2000/07
  • メディア: 単行本
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上記書籍P174~177を参考に作成しました。

 

強い感情

・タイプ4は、自分を苦しめ憎悪することで、感情という主観的世界を強調する。

・自分を苦しめ憎悪する方法として、創造性・自分主義・内向性・自己陶酔が用いられる。

・タイプ4は強い感情を持っていて、自分自身を理解することを自己意識が妨げる。これが、人とは違っていると感じる理由である。

 

タイプ4の段階と人物像

・創造的な芸術家(健全な段階)

・空想的な審美家(通常の段階)

・引きこもった夢想家(不健全な段階)

 

自己意識と自己超越の葛藤

・タイプ4は、すべての性格タイプの中で最も自己を意識する人である。

・最も自己を意識することが、自分について最も肯定的でも否定的でもあることの基礎である。

・タイプ4の葛藤は「自己発見のために自分自身に気づく必要(自己意識)」と「自己意識の罠にはまらないように自己認識を超えて動く必要(自己超越)」との間に生まれる。

 

創造行為と自己超越

・自己意識と自己超越の間にある緊張は、創造行為の中で解消することができる。

・健全なタイプ4は、自分の情動に浸りきることなく、その情動を活用して美しいものを生み出すだけでなく、自分が何者かを発見する。

・霊感(インスピレーション)を受けるときは、逆説的ではあるが、最も自分自身であり、同時に、最も自分自身から解放されている。

・この逆説的な構造が、あらゆる形の創造性がタイプ4によって重んじられること、霊感を受けた状態では創造性を保持し続けることがむずかしいことの理由である。

・タイプ4が霊感を受けるとすれば、初めて自分自身を超越したときだけであるが、それは自己像に大きな脅威を及ぼすことでもある。

・ある意味では、自分自身を探さないことによって、自分自身を見つけ、その過程で自分自身を取り戻すといえる。

 

健全な段階

・無意識の豊かな世界に近づけるようになり、それを形に出来る。

・他のどの性格タイプよりも、人間の持つ精神性と動物性を知っている。

・最も自分自身の二面性をよく知っている。

・人間が降りて行ける深淵だけでなく、登り得る高みも自分自身の中に感じ取る。

・健全なタイプ4は、潜在的に相争う性質の両面を感じ取り、そのために深く苦しみ、あるいは、恍惚となる。他者を深く感動させるものを創造するのは、これが理由である。

・自分自身を超越し、人間性に関する何か普遍的なものを発見し、個人的な葛藤と湧き出る感情を芸術の中に融合する。

 

通常の段階

・多くのタイプ4は、潜在能力を最高に活用して生きているわけではない。

・不安に反応して内向し、特に、自分自身の中に見つけた否定的なものに対して自意識過剰になる。

・否定的な感情を埋め合わせるために、想像力を生かして、普通の生活から引き下がる。

・自分のことに夢中になり、人との関わり方や実世界で生きていく方法を学ぼうとしない。

・自身を部外者のように感じ、欠点があって他者とは違っていると感じ、自己意識の壁を破ることができない。

 

感情の内省の問題点

・問題となるのは、自分の感情を内省することによって自分自身を理解しようと試みることである。

・自己を求めて内面に動くにつれ、非常に鋭く自己を意識するようになるので、その個人的な感情の状態が、自身の現実になる。

・自分の情動に絡み取られるので、自分の感情を直接に表現することはせず、間接的に、しかも象徴的に相手に伝える。

・性格は全体として内向し、自己陶酔を強める方向に向かう。

・「自分が他者とは異なっていると感じ、自分はなぜそのように感じるのかを知りたい」と思い、自分の情動を内省して理由を突き止められるようとする。

・人生から身を引くことによって人生における自分の場を見つけようとする。

・人生から身を引いくと、大きな困難を抱えることになる。

 

感情と現実の問題

・タイプ4は、ある種の際立った方法で感情面でのさまざまな困難を混ぜ合わせる傾向がある。

・どんな行動を取るときでも感情の深さを求めるようになる。

・何かについて深く感じれば感じるほど、その感情が真実のものとして感じられる。

・想像を利用して感情を奮い立たせるようになる。

・感情の状態と自己像は現実が無縁になるほどにまで純化される。

・次第に人生や現実の人間関係、体験などから引きこもっていって、強い夢想や気分を他者に妨げさせないようにする。

・起きるかもしれない当惑や屈辱を避けようとする。

・世間から離れるにつれ、感情の源泉からも創造性からも、つまり、世界との関わりから自分自身を切り離すことになる。

 

不健全な段階

・すべての性格タイプの中で最も厳しい感情的な困難を抱える。

・自分の否定的な感情に蝕まれることになる。

・他者から完全に遠ざかり、自分自身からも遠ざかっている。

・自己の探求が空しい空想と幻想の世界に自分を連れ込んでしまったことを知る。

・自分自身にしたことをあまりにもはっきりと理解し苦しむ。