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タイプ3ー敵意と自己中心主義をめぐる諸問題【解説版】

性格のタイプ―自己発見のためのエニアグラム

性格のタイプ―自己発見のためのエニアグラム

  • 作者: ドン・リチャードリソ,ラスハドソン,Don Richard Riso,Russ Hudson,橋村令助
  • 出版社/メーカー: 春秋社
  • 発売日: 2000/07
  • メディア: 単行本
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上記書籍P125~127を参考に作成しました。

 

敵意

・あまり健全ではないタイプ3は、自分の自己像を脅かすと信じる人なら誰に対しても、あからさまに執念深い悪意としてその敵意を表に出す。

・敵意の表し方は、尊大に他者から距離を取ることから、他者を種にした嫌みなユ ーモア、当てこすりでくさす言葉、人を妨害したり裏切ることなどまで、実にさまざまである。

・敵意はタイプ3にとって二つの点で役に立つ。自分が力不足であるという感情を補い、脆い自尊心を揺るがす人を遠ざけておく点で。

・健全さを欠いたタイプ3は、自分が賞讃したり、魅力を感じて引きつけられる人に対してすら、敵意を持つことがある。

 

自己イメージ

・通常のタイプ3は、すべての性格タイプの中で最も自愛的な人である。

・通常のタイプ3は膨張を続ける利己心を中心に自らの主体意識を築く。

・完全に自分自身の膨張したイメージに惚れ込んでいるように見える。

・自分自身を証明するために他者の欲求と期待に自分自身を順応させるので、実際には自分がどういう人物で、人生で何を求めるのかについて、はっきりした感覚を失うことがある。

・通常から不健全までのタイプ3にあっては、自分自身が認められたい動因が非常に大きくなるので、他にも持って当然の必要を押し流してしまう。

・自分がなろうと努力している傑出した人物に自分がもうなっていると自分自身に思い込ませようとして、内面での「激励演説」に夢中になる。 

 

人間関係

・自己愛の人はもっぱら自分自身を気遣う。

・人間関係は偏ったものになる。

・あたかも他者は、自分の一挙手一投足にいつでも限りない喝采を送る信奉者にすぎないとでもいうように、これ見よがしに振る舞う。

・他者が喝采しなければ、タイプ3は相手に「反抗的な態度」を取るか排斥するかする。

・さらに悪いことには、 自己愛に陥ったタイプ3は、自分が賞讃を得たい相手を軽蔑しているときでさえ、その相手が自分を賞讃することを要求して、侮辱を加え、傷つける。

・冷静で、控え目に落ち着いているように見えるが、自分自身に本当には安心していない。

・自尊心は自らが開発した真の力量に基づいてはいずに、他者の注目を集める手腕に基づいているからである。

・タイプ3は自分に対する他者の反応に巧みに調子を合わせるし、ちょうどその時に必要などんなイメージでも投映することで対応することができる。

・外見の裏には他者に対する深い依存性が隠れているが、自己愛を求めているためにその依存性を認めることができない。