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タイプ6ー不安と自信のなさをめぐる諸問題【解説版】

性格のタイプ―自己発見のためのエニアグラム

性格のタイプ―自己発見のためのエニアグラム

  • 作者: ドン・リチャードリソ,ラスハドソン,Don Richard Riso,Russ Hudson,橋村令助
  • 出版社/メーカー: 春秋社
  • 発売日: 2000/07
  • メディア: 単行本
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上記書籍P280~285を参考に作成しました。

 

思考の三つ組のタイプ6

・思考の三つ組に属する三つの性格タイプはすべて、不安をめぐる問題を持つ。

・タイプ6は根源的タイプ(369)なので、不安をめぐる問題は最も大きい。

 

タイプ5…自分自身の体験と自分自身の間に距離を置くことで不安を追い払う。

タイプ7…絶え間なく活動し続けることで不安を抑圧する。

タイプ6…自分が不安であるということを自覚している。

 

「恐怖症的」反応と「対抗恐怖的」 反応

・タイプ6は、不安に対処するのに二つの異なった方法を採る傾向がある。

 

恐怖症的傾向の方が強いタイプ6

・依存的な態度を取る。

・自分の不安をよく自覚していて、素早く他者に支援を求める。

・自己不信がより強く、感情面でより傷つきやすく、タイプ4に似ている。

・目立たないことと面倒を起こさないことを信条とする。

・自分が依存している相手が自分を捨て去ることが怖い。

 

対抗恐怖的の方が強いタイプ6

・権威に疑問を抱き、ときには逆らう。

・恐怖症的なタイプ6よりも他者と対決しやすく、より疑り深いことが多い。

・自立的でありたいという決心も強く、他者に支援を求めることに抵抗する。タイプ8に似ている。

・行動することで不安を抑え込もうとする。

・他者の立場を知るために、相手を攻撃的に挑発することもある。

・他者が自分をだましたり、利用しようとすることが怖い。

 

二つの反応について

・タイプ6の人は誰もが、この二つの態度、ないし反応パターンを併せ持っている。

・二つの内のどちらを主なものとして身につけるかは、幼児期初期での体験による。

・一般にタイプ6は、特定の発達段階で恐怖症的な傾向が強く出て、 別の段階では対抗恐怖的な傾向を強く出す。

・この二つの反応は、段階ごとに交互に現れるよう に思われる。

 

被害妄想的傾向

・タイプ6ならば誰もが身を守るために、異常なほど警戒を怠らない。

・被害妄想的傾向はすべて、現実の危険や想像上の危険から身を守るためである。

・出来事を予知し、それに適した対応策を取れるように、人も環境全般も見守る訓練を積む。

・被害妄想的になればなるほど、完全に守られた状態に保とうとする。

・不安の根には、支えられていないという絶えることのない感覚がある。

・最も根本的なことは、自分の能力を疑っていることである。

・自分を支え安心させてくれる何かを自分自身の外で探す。

・自分は安定していて安全であると確かめなければならない。

・自分の世界の安全を覆すようなものは、どんなものについても心配する。

・自分に対する態度を知ろうとしてその人を試し、承認か不承認かの証拠を絶えず探し求める。

 

ユングのタイプ論において

 タイプ6は、ユングの内向型感情タイプに相当する。思考の三つ組に属してはいても、タイプ6は感情が不安によって影響されるので、主情的でもある。

 

矛盾について

・タイプ6は心理が絶えず変化する

・タイプ6を「両向性格者」、つまり、外向的感情と内向的感情の混合物と考えるとわかりやすい。

・不安がかき立てられた場合は特に、自分がしてしまったことに対して、それを埋め合わせるために反対のことをして反応する。

・矛盾の塊のような人である。

・タイプ6は主情的であるのに、最も近しい人に対してさえ自分の感情を直接には示さない。

・健全から通常まで のタイプ6は、ほとんどの人が物事についてどう感じるかをかなりはっきりと出す。

・決めることには特に自信が持てない。

・誤った行動を取るのではないかと怖れる。

・自立と感情の安定、特に不安からの解放を克ち取ることが、タイプ6にとって非常に重要である。

・タイプ6が直面する問題は、性格の両側面を共に維持し、両面の間で起きる衝突から生まれる緊張を和らげる手段を見つけることである。