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【エニアグラム書籍紹介】性格と神経症―エニアグラムによる統合

性格と神経症―エニアグラムによる統合

性格と神経症―エニアグラムによる統合

 

※リソとは別の学派。

 

読破難易度:★★★★★

内容:★★★★☆

 

主な内容

エニア各タイプの

1.核をなす理論、術語、およびエニアグラム上の位置

2.性格に関する既存の科学的文献

3.特性構造

4.防衛機制

5.病因論およびより詳細な精神力動的考察

6.実存的精神力動

 

レビュー

エニアグラムの各タイプを、関連性の認められる精神障害の視点から読み解いた斬新な視点の書籍。執筆当時はDSMⅢが最新版のためか、DSMⅢを基準に話が進む。

例)タイプ1と強迫性障害

 

この書籍に価値を見出すか否かは読み手によるところが大きい。中々ぶっ飛んだ(主観)話も入ってくるが、精神疾患の視点から見た性格という意味では非常に出来が良い。特に『段階』に関する話に重きが置かれるわけではないが、精神疾患と結びつけて語る都合上、段階5~段階9辺りの各タイプがモデルとして据えられていると思われる。

 

割とドン引きするレベルで各タイプの悪い面が書かれている。

怒りと完全主義

高慢と演技性人格

虚栄、ごまかし、「市場的志向性」

羨望と抑鬱的・被虐的性格

強欲と病的離脱

臆病、妄想的性格、非難

貪食、まやかし、「自己愛的人格」

サディスティックな性格と情欲

精神的・霊的無気力と過剰適応気質

参考:上記書籍の目次。既に嫌な予感しかしない。精神疾患系に多少自信がある&割り切って読める人には面白い書籍だと思われる。

 

「性格は神経症の骨格を形成する」と著者は述べている。エニアと神経症との関連における作者の解釈の立場をよく示した言葉。

 

半分ほど読んだ現時点でのレビューの為、後々変更する可能性があります。