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タイプ4ー敵意と絶望をめぐる諸問題【解説版】

性格のタイプ―自己発見のためのエニアグラム

性格のタイプ―自己発見のためのエニアグラム

  • 作者: ドン・リチャードリソ,ラスハドソン,Don Richard Riso,Russ Hudson,橋村令助
  • 出版社/メーカー: 春秋社
  • 発売日: 2000/07
  • メディア: 単行本
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上記書籍P181~183を参考に作成しました。

 

感情の三つ組(敵意を巡る問題)

・タイプ2とタイプ3と同じように、タイプ4は敵意をめぐる問題を持つ。

・理想化された自己像の方が良く、本当の自己を拒絶したため、タイプ4は敵意を自分自身に向ける。

・しかし、その自己認識のために、理想化された自己と同じではない点を意識している。

・自分の本当の性質でも、その多くを軽蔑し、それらは想像上の自己になるのを妨げる壁であると考える。

・欠点のある自分自身に怒っているので、自分自身を抑制したり罰したりする。

 

他者への敵意

・タイプ4も他者に対して敵意を経験する。

・他者が自分の自己像や感情の状態に疑問を持ったり、それをはねつけているように見えると腹を立てる。

・突然説明もなしにその人と絶交することで怒りを表現する傾向がある。

・タイプ4の創造性は、自分の「感受性」を傷つけた人に向けられた言葉にも発揮されることがある。

・自分が理想化した人々に対する深い敵意を体験することもある。

 

両親との関係

・タイプ4が理想化した人々の理想が崩れると、両親と結びつきを持てなかったことで感じた痛みを追体験する。それを新しい関心の対象に投映するかもしれない。

・自分自身の両親に対しては表に出せなかった怒りを表現するかもしれないが、ふつうはすぐに引き下がるので、感情の深さで自分が打ちのめされたり、人間関係をそれ以上損ねたりすることはない。

・両親が自分を適切に育ててくれなかったと感じるので、深い無意識の世界では、両親に対して敵意を抱く。

・タイプ4は世の中から温かく迎えてもらわなかったと感じる。両親に深く激しい怒りを抱く。

・両親に向けた激しい怒りはあまりにも深いので、怒りを表現することを自分自身に許すことができない。

・タイプ4はこういった古傷から離れられないので、人生を送るのがずっとむずかしい傾向がある。

・他者、とりわけ自分の両親がどれだけ自分を傷つけたかを理解しないといけないので、自分の痛みを手放したくない。

 

通常から不健全な段階

・自分の敵意や否定的な感情を意識していると次第に疲れ果る。

・深く自己不信、鬱症状、絶望へと沈み込む。

・自分自身の中にある本質的な傷はあまりにも深いので、決して癒されることはないという思いに圧倒されている。

・それでも生き続ける勇気を求めて時間のほとんどを費やす。

・もし絶望が強すぎれば、感情の虚脱に陥るか自殺を図るかする。

・人生から身を引くことで自己の探求に没頭するその時から、誤った方向に進み出したことになる。

・自己の探求を直接に求めれば、結果として絶望に引き込まれることになる。

 

健全な段階

・自分の感情だけに没頭することなく自らの主体意識を保持することを学んでいる。

・人生から身を引いて自分自身を捜し求めることはない。

・自分自身の破壊性から自分自身を救うだけでなく、何かしら美しいもの、素晴らしいものを実現させることができる。

・すべての性格タイプの中で最も人生の価値を高めるタイプになれるし、悪から善を、絶望から希望を、不条理から意味をもたらし、失われたように見えたものを救うことができる。

 

個人的な考察

タイプ4もタイプ5も共に、人生から身を引くことが破滅へと繋がるタイプ。タイプ4は自己の探求のために引きこもり、タイプ5は思考に没頭するために引きこもる。

 

タイプ4とタイプ5は共に、統合先が本能センター(現在に関わるセンター)。実際に人生に関わる事が、健全さに関連する。