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タイプ2ー敵意と主体意識をめぐる諸問題【解説版】

性格のタイプ―自己発見のためのエニアグラム

性格のタイプ―自己発見のためのエニアグラム

  • 作者: ドン・リチャードリソ,ラスハドソン,Don Richard Riso,Russ Hudson,橋村令助
  • 出版社/メーカー: 春秋社
  • 発売日: 2000/07
  • メディア: 単行本
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上記書籍P77~80を参考に作成しました。

 

感情センターと敵意

・感情センターは、敵意をめぐる共通の問題を抱えている。

・タイプ2…自分がどんなものであれ敵対的感情を抱いていることを否定する。

・自らの攻撃は絶対に私利のためではなく、誰か他者のためであると自分自身に信じ込ませることができる場合にだけ、攻撃的に行動する。

・自分自身を肯定的に見ることが許されるように実際の行動を解釈する。

・自分が表に出した動機と実際の行為との間の矛盾に関して、自分自身を完全に欺く。

・不健全なタイプ2は、きわめて利己的に、しかも、きわめて攻撃的に振る舞うことができるようになるが、自分の頭の中では、利己的でも攻撃的でもないつもりでいる。

 

愛されたい欲求

・タイプ2の動機づけの源は、愛される必要である。

・他者を自分に依存させることによって、自分の有徳さを他者が確信することを要求する。

・他者を支配しようとするために、人間関係の葛藤が起きる。

・通常から不健全までのタイプ2は自分自身を、無私無欲に自己を犠牲にしながら少しも感謝されない殉教者であると考える。

・他者の愛を獲得することが重要なのは、ただ自分自身であるというだけでは愛されないと怖れるからである。

タイプ2は常に善良であることで、また、いつも他者のために自分自身を犠牲にすることで他者の愛を獲得できるときだけ、自分は愛されていると感じる。

・通常から不健全までのタイプ2は、他者が自分の望み通りに反応しなければ次第に憎悪を深めていく。

・意識の上では自分の攻撃的感情を認めることができないので、彼らはそれを間接的に、自分が否認する人を操る行為として表す。

・通常のタイプ2にとってさえ、他者の幸福は最重要事ではないことである。

・タイプ2が他者に焦点を合わせて自分自身の価値と愛される資格の印を見つけようとする限り、自分自身の感情全体に気づくことはないし、自分自身に内在する愛すべき性質を認識することができないことである。

・通常から不健全までのタイプ2は、自分がどんな人物になる必要があるか、特別の反応を他者から誘い出すには何をしなければならないか考える。

 

主体意識をめぐる問題

・他者はタイプ2を本来の姿では見ておらず、さらに重要なことに、タイプ2も自分で自分自身を本来の姿で見ていない。

・タイプ2は、自分がつくり出し理想化させた自己像の方が、自分本来の感情や反応よりも受け入れられやすいと信じる。

・主体意識は、他者がタイプ2の善良さを認め評価することに依存するので、自分をますます欲求不満にさせ、他者をますます遠ざける。

・タイプ2にとって、この罠から抜け出すためには、自分の必要だけでなく、深い苦悩や恥を知る心をどの程度まで自分自身が無視しているか、その程度を認識する必要がある。

・それができれば、人を育てるという他に優れた才能を、自分を必死になって求めている他の誰か、つまり、自分自身のために用いることができる。