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エニアグラム・タイプ質問紙の問題点

性格タイプの見分け方―エニアグラム・タイプ質問表

性格タイプの見分け方―エニアグラム・タイプ質問表

  • 作者: ドン・リチャードリソ,Don Richard Riso,橋村令助,田中きよみ
  • 出版社/メーカー: 春秋社
  • 発売日: 1993/03
  • メディア: 単行本
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上記書籍内で、 リソ・エニアグラム・タイプ指標(RETI)の問題点について言及されている。割とエニアグラムのどのテストにも当てはまる内容。

 

 

点数が変動する

何回かやってみると、性格の基本タイプは同じでも、生活の中で受ける様々な影響によって、他のタイプの点数が変動する。


重要な人間関係についての問題をもった人…269の関係についての関心と結びついたタイプの点数が上下しやすい。


仕事に多くの時間と精力を費やしてきた人や、経歴の問題をもっている人…381の点数が上がりやすい。


人間関係の問題が解決したり、経歴の件が解消すると、人物像がまた違ってくることがある。基本タイプの点数も影響を受ける事があるが、タイプはもとのまま。

 

ウイング

基本タイプと隣り合わせたどちらか一方の、点数の高い方がウイングとなる。どの場合でも、ウイングの割合を考慮に入れる必要がある(ウイングが軽いか重いか)

 

間違ったウイングの点数の方が高く出てしまう場合…基本タイプとウイングの特質が対立している時。

 

参考:

エニアグラムのタイプの結びつき - NT’sのblog

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例えば、本来4w3の人間が、質問紙ではタイプ3(衝突)の得点より、タイプ5(補強)の得点が高く出てしまう事がある。

 

複数のタイプの得点が高い場合

・性格の問題点や葛藤を解消してしまっている場合(ごく稀)

・人間としての発達に時間を十分な時間をかけた事がなく、自己認識に欠けている場合(大体こちらの理由)タイプ9とタイプ3に多いが他のタイプでも起こる。

 

タイプ9の例:

女性のタイプ9…タイプ2と誤認しやすい

男性のタイプ9…タイプ5と誤認しやすい

配偶者に同一化して、配偶者と同じタイプと誤認することもある。

 

タイプ3の例:

自分自身を起業家として見たいタイプ3…タイプ8が高い

知識人としてみたいタイプ3…タイプ5が高い

芸術家としてみたいタイプ3…タイプ4が高い

 

被験者が正直に自分自身を見つめる意志と能力がないかぎり、性格の検査はどれも役に立たない。

 

不健全に向かう(分裂方向の)高い点数

病理の影響によって、本来のタイプよりも分裂の方向のタイプの点数が高く出る場合がある。本来9w8だと思われるが、タイプ6(分裂方向)の得点が非常に高い人の例が掲載されている。