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分裂の方向ータイプ3はタイプ9に動く【解説版】

性格のタイプ―自己発見のためのエニアグラム

性格のタイプ―自己発見のためのエニアグラム

  • 作者: ドン・リチャードリソ,ラスハドソン,Don Richard Riso,Russ Hudson,橋村令助
  • 出版社/メーカー: 春秋社
  • 発売日: 2000/07
  • メディア: 単行本
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上記書籍P158~161を参考に作成しました。

 

タイプ3はタイプ9に動く

段階4~段階9のタイプ3はストレス状態になると、タイプ9の特徴が出てくる。

 

自分がしていることに強く駆り立てられ、それと一体化している。タイプ9に動き、過酷な行動と成功の追求から解放されようとする。

 

段階4 競争心の強い地位狙い 人に合わせて役割演技する人

・自分の経歴を伸ばし、業績を上げ、出世することに焦点を合わせている。

・仲間と競争して、自分が有能であることを他者に示したがる。

・頑張りすぎたり、他者の目に競争性が明らかになると、タイプ9に動いて、弁解がましくなったりする。

・タイプ3は集団から傑出していたいが、それはしすぎであってはならない。

・他者を遠ざけているかもしれないという不安が起きると、型にはまった役割を引き受けて自分の存在感を薄め、グループの規範に従うようになる。

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段階5 イメージ意識の強い実利主義者 表面だけで関わる人

・出世して好意的な印象を得るために、さまざまな企画に携わり続ける。

・自分から不愉快な状況や、したくはない仕事に自分自身を追い込むことある。

・自分の注意を自分がしていることから切り離すことによって、自分自身の欲求を否定するというストレスに対処する。

・時間つぶしの仕事や型通りの仕事に没頭し、困難な状況に直接影響されないようにして、その状況を切り抜けることを望む。

・自分への欲求に対して反応が鈍くなり、焦点が定まらなくなる。

・自己満足に浸るようになり、勤勉ではなくなる。

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段階6 自己中心主義で自分を売り込む人 諦観した宿命論者

・絶え間なく自分自身や自分が上げた成果を売り込む。

・自分が「ひとかどの人物」であることを誰にも知って欲しい。

・自己欺瞞にエネルギーを使い続けると疲れ果てて、挫折が避けられないくなる。

・経歴上の後退には特に抵抗力が弱く、その点での失望を経験すると、長い時間タイプ9に動き続けることがある。

・自分自身についての大げさな見方が保てなくなると、隠れていた自己不信が表に出て、突然無感動で漫然とした状態になる。

・諦めの状態に落ち込み、問題が持つ現実を避けて、願望的思考や次なる大成功の幻想に助けを求める。

・飲酒や物質濫用が現れてもくる。

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段階7 不正直なご都合主義者 要求に応じない弱者

・ひどい心身症状態になっており、自分が優れているという幻想を保ち続けようとして、欺瞞と自分自身についての誤った主張をする。

・自尊心を保つために、非倫理的な行動、ときには非合法的な行動をとる。

・情緒不安定になりすぎて人として機能することができない。

・「成功」かどうかは、自分自身にも他者にも自分が「うまくやり遂げた」のだと信じ込ませるかどうかにかかってくると考えるようになる。

・そういった企みをし続けることから生まれるストレスにより、ひどい感情の鈍麻や鬱病に陥ることがある。

・目的に沿ったことは殆どできず、基本的な任務も遂行することがむずかしい。

・段階8~段階9に落ち込みはせずに、この状態のまま何年も過ごすことがある。

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段階8 悪意のだまし屋 解離した自動人形

・自分の悪事だけでなく、機能不全の酷さまで隠そうと必死になる。

・感情からは切り離され、自分のイメージを救うために危険な行動や犯罪行為をする。

・暫くの間は自分の本当の状態を隠すことに成功するかもしれない。

・あまりにも衰弱がひどくなっているので、やがて虚脱状態になる。

・苦悩の実体と人としての未成熟さが露呈する。

・幼児期に退行し、その時の勝利感や精神的外傷を再現することもある。

・抑鬱的・解離的な状態と突然爆発してヒステリー状態とが交互に現れることもある。

・そういった状態を他者に見せたくないので、そのようにする力が残っている限りは、他者と交流するときはいつでも、自分のイメージを修復しようとする。

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段階9 執念深い精神病者 捨て鉢の亡霊

・激しい怒りと敵意でいっぱいになっていて、どんなものであれ自尊心を残してくれるものが誰かに傷つけられたと感じれば、その人を攻撃しようとする。

・自分の衝動強迫的な行為への恐怖が印象づけられたり、自分がずっとやってきたことに他者が気づいたときには、精神病同様の状態や、夢の世界に入り浸る。

・すべてが現実性を失い、他者にやらかしたかもしれない身の毛もよだつような行動を取る。

・激怒させられたとも、敵意を抱いているとも、執念深いとも自分では感じなくなる。

・無意識のうちに自分が持っている唯一の感情、つまり敵対感から自分自身を完全に切り離すので、まったく何も感じない。

・彼らの鬱病は「死んだような状態」、つまり、単調で抑揚のない状態として現れ、エネルギーはなく、自分自身にすらも、関心を持たない。

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終わりに

・離人症状になると、彼らがいかに自分自身から解離しているかが明らかになる。

・自己愛は膨張した幻想によって自己感覚を維持させていたが、その膨張した幻想は崩壊してしまって、内面の空虚さをさらけ出す。

・自分自身に関心を抱くのを止め、体重が増えたり、植物状態に陥ったりする。

・現実から完全に解離し、性格要素が一つひとつの断片として存在するような状態に砕け散ったり、緊張病に似た状態に引きこもったりする。