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ストレス時のISTP・INTPとエニアグラムタイプ5の関連についての考察

MBTIタイプ入門 タイプとストレス編

MBTIタイプ入門 タイプとストレス編

 

上記書籍P30~35を参考に作成しました。正確な内容と実例については、上記書籍を手にとって確認して頂く事を推奨しております。

 

 

前半:ストレス時のISTP・INTPについて

後半:タイプ5の関連についての考察

 

主機能が内向直観機能のタイプの特徴

ISTPのコミュニケーションスタイル - NT’sのblog

INTPのコミュニケーションスタイル - NT’sのblog

詳しくは上記の特徴と概ね一致している。

 

大まかな特徴

・客観的

・冷淡に見える

・意見の不一致を建設的にとらえる

・人から距離を置いて見える

 

仕事面でのやりがいとストレス

得意な仕事や職場環境

・自分の裁量の範囲が大きい。

・自分の興味を追求できる。

・課題が多様性に富んでいる。

・自主的に目標に取り組める。

 

苦手な仕事や職場環境

・自分の特技を活かせない。

 

グループにおいて

・批判的な人として捉えられやすい。

・中立的な分析を行う。

 

内向思考タイプにとってのやりがいとストレス

やりがいを感じる部分

自分が望むだけ集中してプロジェクトに取り組めること
目に見える成果を出せる具体的なプロジェクト
自分の分析や考えなど,貢献したことが純粋に評価されること
自分ならではの専門性や工夫が評価されること
・重要な議論や決定に一員として加えられ,自分の意見が聞き届けられること
自己裁量や自主性が重視されていること

 

ストレスを感じる部分

強固な規則や条件の下で仕事をすること
仕事のできない人と一緒に仕事をすること,仕事のできない人の監督下に置かれること,仕事のできない人を監督すること
ほかの人の成果に自分が全責任を持たなければならなかったり,それに大きな影響を受けたりすること
筋道が通っていないこと,不当なこと,不公平なこと
ひとりの時間が極端に少なく,人が多すぎて,外向することを過度に求められること
強い情緒的な反応に直面しなければならないこと

下線部分、上記書籍P31より引用

 

ISTPとINTPの相違点

ISTPのやりがい

・枠組みや責任範囲が明確なこと
・職場の雰囲気が安定していること
・成果が目に見えること

ISTPのストレス

・曖昧な指示が多いこと
・人間関係の摩擦や競争が多いこと

 

INTPのやりがい

・独自性や創造性が重視されること
・目標に自主的に取り組めること
・多様性や変化が支持されること
・自分の美学に基づいた自己表現が出来ること

INTPのストレス

・枠組みや責任範囲が明確なこと

・INTPの方が仕事において期待することが多く、不満を抱えやすい。

・ISTPの方が真実や正確なことを大切にする。

・INTPの方が収入のよさを重視する。

 


個人的な一言:

たまにドキュメンタリーで、収入に拘らずに自分の本当に作りたい物を作る系ISTPの特集とかやってるが、確かにINTP版は中々見ないな。多分INTPの方がその辺り結構ガメつい。あとこれを見ているINTPに忠告、ルーチンワーク系のバイトはオススメしない。マジで地獄。

 

劣等機能が勃発するきっかけ

劣等機能にとらわれる体験が起こるきっかけになりやすいこと

 

激しい情緒反応

・激しい情緒反応をしている人が近くにいること。

・危機的な場面での自分自身の情緒反応。

 

自分の気持が受け入れてもらえないとき

・自分の根源的な価値観や気持ちに気づいてもらえない時。

 

内向する必要性に気づいてもらえないとき

・自身の領域を侵害されたとき。

 

インザグリップ状態に陥ったときにみられるパターン

インザグリップ状態に陥る直前の特徴

・主機能を過剰に使うようになる。

・きちんとした根拠となるデータを持たないまま、皮肉っぽい発言をする。

・痛烈に相手を非難するようになる。

・次第に主機能Tiに変わって、劣等機能Feが主導するようになる。

・反応の鈍さ、無気力、集中力の低下が起こる。

 

外向感情機能の表現方法

ESFJとENFJの主機能としての表現

論理的な考え方に対する,ほどよい無頓着さ
相手のためになるような気遣い
情緒面での共有体験

 

ISTPとINTPの劣等機能としての表現

論理に対する極端なこだわり
人間関係に対する過敏さ
情のもろさ

下線部分、上記書籍P32より引用

 

論理に対する極端なこだわり

・論理を用いる事に情熱を燃やす。

・極度に論理的かつ非生産的になる。

・不注意で非生産的な状態を繰り返す。

 

人間関係に対する過敏さ

・劣等機能Feにとらわれると、周囲の人の「気持ち」に関わること全てに敏感になる。

・相手の何気ない言動や行動に過剰反応する。

・こういった素振りを表には出さないため、周囲はISTP,INTPの劣等機能の暴発に気が付かない事が多い。

 

情のもろさ

・劣等機能Feにとらわれると、価値観を区別することと、情に脆くなることの区別がつかなくなる。

・馴染みのないFeは、自己憐憫、涙もろさ、感傷として表れる。

・他者の感情表現が、ISTP,INTPの緊張を強化する事がある。

 


個人的な一言:

主機能を過剰に使う皮肉っぽいISTP,INTPというと、エニアグラムのタイプ5の段階6「挑発的な皮肉屋」を思い出すな。この記事の内容とタイプ5の下の方の段階の説明を見てみると、共通する特徴が見られる。

・発言の根拠が無くなる。

・過度に批判的になる。

・非生産的になる。

 

慢性的なストレスを受けると

・自分の居場所がどこにもない様に感じる。

・誰も自分のことを認めていない様に感じる。

・自分のしたことが尊重されていないように感じる。

・幻想体験に似たような体験をする。

・人をけなす。

・自分の殻に閉じこもる。

・人のことばかり気にする。

・自分中心の見方で相手を捉えるようになる。

・思い込みが激しくなる。

・課題遂行に影響が出る。

・狭い範囲のことにしか興味を持たなくなる。

・客観的判断が上手くできなくなる。

・極端な、未発達な段階の外向感情タイプ(ENFJ,ESFJ)に見える。

 

内向思考タイプのインザグリップ状態の反応と対策

慢性的なインザグリップ状態に陥ったときの反応

表に出す、出さないに関わらず,やたらいらだち,腹を立てるようになる
疎外感や、他者からの心理的な距離を強く感じる
今の自分の怒りや気持ちを抑えられない状態がずっと続くのではないか恐怖を感じるようになる
頑固になる,すねるなどの受身的攻撃性を示すようになる
ふくれて不満を言うようになる
相手に無視され,仲間外れにされ,嫌われていることを示唆するようなことに過敏になる

 

ヒントと対策

可能な限り時間を置いてから,自分の胸の内を明かすようにする
内面にある恐怖に疑問を呈し,それが大きくなっていくのを阻止する
一時的にでも、人に合わせるような言動を取ってみる
状況を真面目に受け取ることばかり考えず、そこから離れてみる
エネルギーを取り戻し、再編成するためにひとりの時間を取る
ある状況に本当にストレス要因が存在するかどうか、人から(それとなく)確証を得たり、確認を取ってみたりする

下線部分、上記書籍P34より引用

 

・ISTPは全タイプ中最も、ストレスに怒りで反応しやすい。

・INTPは他者に怒りを見せない傾向がある。

・ISTPの多くは、ストレス解消の手段としてテレビを観る。

・INTPはストレス解消の手段としてテレビを観ることは少ない。

・INTPはストレスへの対処の手段が最も少ない。

 


個人的な一言:

ISTPがテレビを観るのは体感として納得いくわ。野球中継か職人特集だろうな。ストレスへの対処手段に関しては多いに越したことはないと思うが、いざ聞かれると困るところはある。公式協会、いろんな統計データ持ってるんだな。

 

バランスを取り戻す方法

・物理的、心理的な空間がほしい事を周囲に伝える。

・日常生活の負担を軽減する。

・周囲の人は、このタイプの人が劣等機能にとらわれているときは、気持ちについて尋ねる事を避けたほうが良い。

 

・ISTPにとっては、現実に改めて気づく事が、バランスを取り戻すきっかけとなる(補助機能Se)。

・INTPにとっては、新しいアイデアや物の見方を発見することが、バランスを取り戻すきっかけとなる(補助機能Ne)。

 

インザグリップ体験から学んだこと

・論理的でないこと、予測できないことを理解するための方法を尊重出来るようになる。

・自分が傷つきやすい事を認められるようになる。

・自分の気持ちの深さに気づけるようになる。

・自分が対処出来ないと感じる状況には手を出さないようになる。

・自分の気持ちを相手に頻繁に伝える必要性に気がつく。

・社交面で気楽に振る舞えるようになる。

 

まとめ

 

内向思考タイプ ISTPとINTPの劣等機能

劣等機能が勃発するきっかけ

激しい情緒反応
自分の気持ちが受け入れてもらえないとき
内向する必要性に気づいてもらえないとき

バランスを取り戻す方法

物理的,心理的な空間が必要なことを人にわかってもらう
日常の課題から解放してもらえるようにする
自分の気持ちをきかれたくないことを,人にわかってもらう

インザグリップ状態に陥ったときにみられるパターン

論理に対する極端なこだわり
人間関係に対する過敏さ
情のもろさ

インザグリップ体験から学んだこと

論理的でないことを受け入れる
自分の傷つきやすさを認める
自分の気持ちの深さを表現する力を身に付ける

下線部分、上記書籍P35より引用

 

個人的な感想

基本的にISTPとINTPを一括りに解説している内容だが、ちまちま補助機能の違いによって差異が表れる。

・ISTPの方が怒りを外に表現する。

・ISTPの方がストレスの表現手段が多い。

この辺りに、補助機能SeとNeの違いが現れている。

 

ストレス時に直接関係があるのは主機能と補助機能のようだ。基盤はここだよな。この書籍Amazonレビューが無いんだが、非常に有益な本なんで是非読んでみてほしい。このサイトでは完全に省いているが、各タイプの分かりやすい事例もついてくる。

 

インザグリップ状態の簡単な解説でも作りたいんだが、これ以上まとめるのは難しそうだ。

 

個人的な考察

※書籍の内容を基にした、筆者Bによる独自考察です。公式の内容ではありません。

 

MBTIタイプとストレス:内向思考(ISTPとINTP) - NT’sのblog

上記で記述されていたストレス時のISTP、INTPはタイプ5の段階5の後半〜段階7の前半、及びタイプ7に分裂した際の記述と一部合致している。

 

補足:タイプ5は内向思考に該当するとされているため、タイプ5を取り上げている。

参考:タイプ5の9段階

 

ストレス時に主機能である内向思考を過剰に使うようになるという記述と、転回点を割った後のタイプ5がますます頭の中に引きこもるという記述は、同一の事象を指していると推測される。

 

劣等機能の外向感情が主導権を握った状態については、タイプ5の段階7の、他者の意見に過剰反応する状況と一致している。

 

少なくとも内向思考に関しては、

・主機能である内向思考が過剰表出する状態がタイプ5の段階5〜6

・劣等機能である外向感情が主導権を握る状態がタイプ5の段階7

辺りに対応していると考えられる。

 

つまりインザグリップ状態は、エニアグラム各タイプの段階7周辺を指していると予想される。