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ストレス時のINTJ・INFJとエニアグラムタイプ4の関連についての考察

MBTIタイプ入門 タイプとストレス編

MBTIタイプ入門 タイプとストレス編

 

上記書籍P52~57を参考に作成しました。正確な内容と実例については、上記書籍を手にとって確認して頂く事を推奨しております。

 

 

前半:ストレス時のINFJ・INFJについて

後半:タイプ4の関連についての考察

 

主機能が内向直観機能のタイプの特徴

INTJのコミュニケーションスタイル - NT’sのblog

INFJのコミュニケーションスタイル - NT’sのblog

詳しくは上記の特徴と概ね一致している。

 

大まかな特徴

・16タイプのなかで、最も独自の知的世界をもつ

・通常思いもつかないような観点から状況を見ている

・洞察的な分析をし、自分が下した判断をずばり言う

・余計なことを取り払い、本質的な意味だけをとらえようとする

 

仕事面でのやりがいとストレス

得意な仕事や職場環境

・長期的な視野や、問題や状況についての創造的な洞察が大事にされ、それらが奨励される職場。

・自分の力が認められ、自分の専門性が適切な意思決定の場面で求められ、活かされる職場。

・明確な枠組みや組織のなかで、自分の直観機能を多様な課題に使うことのできる職場。

・自分の裁量にまかされ、自主的に目標に取り組んでいくことが奨励される職場。

 

苦手な仕事や職場環境

・ものごとの詳細を数多く扱うよう強いられる場合。

・課せられた役割や責任が自分に合わないような場合。

・目標や方向性が頻繁に変わり、予期しない要求が入ってくる場合。

・きちんと整理されていない職場。

 

ポイント

・一見つながらないような情報に関連性を見出してまとめあげる内向直観の能力は、他者には理解しにくい。

・不快な真実を明確に言い当てる力は、職場のほかの人たちを戸惑わせたり動揺させたりすることがある。

・内向直観の能力が認められる職場であるかどうかが、特に重要な問題になる。

・このタイプの人は、仕事は非常に重要な生活の側面であると感じる傾向がある。

 

内向直観タイプにとってのやりがいとストレス

やりがいを感じる部分

スケジュールが柔軟で,仕事のすすめかたや結果を自分で統制管理できること
自分の裁量にまかされている度合いが大きいこと
役割の定義と,責任や期待の範囲が明確になっていること
ものことがきちんと整理され,しっかりとした枠組みや予測性があること
自分に直接,正直に思ったことを伝えてくれる同志がいること
課題やプロジェクトを最後までやり遂げられること

ストレスを感じる部分

特に外界にあるものごとの詳細を扱うこと
無知で,筋の通っていない,論理的でない人の下で仕事をすること
外向することを過度に求められること
騒がしく,雑然とした職場環境
基準や原則を破ったり,人を欺すような行為を許容するよう求められること
仕事仲間がものごとを最後までやり遂げなかったり,レベルの低い仕事をしたりすること

下線部分、上記書籍P52より引用

 

INTJとINFJの相違点

INTJの特徴

・大きなストレスのもととなる要因は仕事以外にはあまりない。
・仕事と家庭のバランスを取る上でほとんどストレスを感じない傾向がある。
・職の安定性と将来の昇進の機会を気にする。

・さまざまなバックグラウンドをもつ人たちと一緒に仕事をすることに興味をもつ
・自分なりにいままでにない方法で情報を集め、分析し、解釈することを好む。

 

INFJの特徴

・仕事以外の生活のさまざまな側面でもかなりのストレスを感じやすく、ストレスを感じない領域は全く無いといえる。
・仕事と家庭のバランスを取る上でストレスを感じる傾向がある。
・報酬や給料に対する不満を訴えることが多く、職の安定性や昇進の機会はあまり気にしない。
・自分が特定の個人やほかのメンバーたちに誠意をもてるかが大切で、それができることで得られる安心感を大事にする。
・自分なりの美学や芸術的な表現ができる環境を好む。一方で、きちんと整理された方法で、ものごとの詳細や正確さに注意することが求められる課題に取り組むことも好む。

 

共通点

・昇進の機会について不満を訴える。
・チームワークのよさを大事にする。

・INTJはINFJよりも仕事で燃え尽き、情緒面心理面でも疲れきってしまう場合がある。

 


個人的な一言:

正確なデータは出せないが、内向直観タイプの割合は少なめだったか。INFJの「ストレスを感じない領域はほぼ無い」というのがハードだ。内向直観タイプって適応の難易度が高いよな。

 

劣等機能が勃発するきっかけ

劣等機能にとらわれる体験が起こるきっかけになりやすいこと

 

外界にあるものごとの詳細を扱うこと

・自分にとってなじみのない領域や環境でものごとの詳細を扱うこと。

・細かいことに圧倒されると、劣等機能の反応が表出すると多く報告されている。

 

予期せぬできごとが横槍で入るとき

・予期せぬできごとによって計画が妨げられること。

・一旦、これからどうなっていくかの内的なイメージができあがってしまうと、それを取り下げて新しいことに合わせていくのは非常に難しい。

・自分が予期しなかったできごとが起き、自分になじみのないものごとの詳細に対処しなければならなくなったとき

・騒がしく、横槍がたくさん入ってくるような環境。

 

外向を過剰にしすぎたとき

・内向直観タイプの人は、内向タイプのなかで最も、外向を過度にしすぎると、劣等機能を引き起こすきっかけになりやすい。

・このような状況では、自分の内的世界に避難したくなり、他者の侵入に我慢できなくなる。

・ほかの人からの質問に苛立ちを覚えたり、人の呼びかけにまったく応じなくなったりする。

 

インザグリップ状態に陥ったときにみられるパターン

インザグリップ状態に陥る直前の特徴

・主機能を過剰に使うようになる。

・内面での概念処理が、判断による識別がほとんど、またはまったくないような状態で行われ、根拠のないものになっていく。

・ふだんの広範囲にわたる包括的な観点を失い、可動範囲も大きく狭められ、察知できる可能性の幅が限定される。

・認知に独特の偏りが生じる。

・数多くの事実に関するミスを犯す。

・漢字を間違えたり文法に不注意になったりする。

・次第に主機能Niに変わって、劣等機能Seが主導するようになる。

 

外向感覚機能の表現方法

ESTPとESFPの主機能としての表現

外界の詳細やデータに意識を向ける
五感による,美的な楽しみの探究
外界を体験することそれ自体に喜びを感じる

INTJとINFJの劣等機能としての表現

外界の詳細やデータへの執拗なまでのこだわり
五感による快楽の過剰摂取
外界に敵対する態度

下線部分、上記書籍P53より引用

 

外界の詳細やデータへの執拗なまでのこだわり

・外界のデータに圧倒させられるような感覚に襲われる。

・外界の事実や詳細ばかりが気にかかるようになる。

・夢中になって部屋やなにかを掃除したり、模様替えやいままでの記録の整理などをするような行動をとりやすい。

 

五感による快楽の過剰摂取

・五感による感覚的な満足を得ようとしすぎる状態に陥ることがよくある。

・突然大食いをしたり、酔っ払って騒いだりするほか、不摂生をしてしまうこともある。

・衝動的に何かをしてしまい、すぐに自分の統制のなさ、浅はかさ、破壊的行動に自責の念をもつようなパターンがよく見られる。

 

外界に敵対する態度

・外界の現実そのものに困難や危険を感じることが多くなる。

・障害物やなにか大きな問題など、困ったことが起きると信じ込む。

・最悪の事態を予想することによって、周囲への怒りや非難が感じられるようになる。

・その怒りは物や人に向けられ、一点に集中して、激しく、極端な形で表現される。

 

慢性的なストレスを受けると

・職場にあるものごとの詳細を掌握することにこだわる。

・自分の周りのありとあらゆる人を管理しようとする。

・比較的重要度の低いことや、ちょっとした一言に過剰に反応しやすくなる。

・怒りを出すだけでなく、確たる証拠もなく、相手の力不足や無責任さ、性格の欠点について酷評したりする。

・最大限の効率や効果をあげられるように、職場を整理しなおす方法を精力的に考え出そうとするが、その計画は過度に詳細にわたり、採算が合わないことが多い。

・筋肉の緊張、頭痛、睡眠障害などを訴えやすくなる。

・ひとつのことに専念したい一途さが、周囲の人を居心地悪くさせることがある。

・極端な、未発達な段階の外向感覚タイプ(ESTP,ESFP)に見える。

 

内向直観タイプのインザグリップ状態の反応と対策

慢性的なインザグリップ状態に陥ったときの反応

強い怒り,反発,苛立ちと疲労感
五感を伴う活動のしすぎ一暴飲暴食,熱狂的な掃除や修繕,そして運動のしすぎなど
筋肉の緊張のような身体症状
外界の細かな詳細を,ものごとの進捗を阻む障害物としてとらえる
ストレス源としてとらえたことばかりが気にかかり,ほかのことに意識を向け直すことが難しい
何度も問題を再検討しようとすることよって起こる不眠

ヒントと対策

自分の殻に閉じこもって,エネルギーを取り戻すための静かな時間をみつける。一人で散歩をしたり,運動するなど
趣味や道楽,レクリエーションに意識を向ける
自分が自由になる時間を考慮に入れてスケジュールを立てたり,休暇を取る
単純で,プレッシャーのない感覚機能を使うことをしてみる
仕事のスケジュールを変えて,負担感の大きい詳細への対応については他者に援助を求める
押し付けがましくない,率直な気遣いをしてもらう

下線部分、上記書籍P55より引用

 

INTJとINFJの相違点

INTJの特徴

・情緒面での疲労や、精神的消耗の表現として、外界や自分の身体、言動に対する現実感の喪失を訴えやすくなる。
・自分の取りうる代替案をあれこれ考えることも多い傾向がある。
・運動をしたり睡眠をとったりすることが緊張を和らげるのに役立つと考える。
・哲学的な考え方を好む。

 

INFJの特徴

・仕事での燃え尽き感をほとんど訴えない。
・困難なときをのり切るために、自分が信じている信念などに頼ることが多い傾向がある。
・INTJよりもストレスの対処法を幅広くもっている。
・宗教的な価値観を好む。

 

共通点

・職場で精神的消耗を体験している場合には、熱意や独自性の低下や、事実へのこだわりが見られることが多い。
・ストレスを受けると、ほかのどのタイプよりも専門家の援助を求めることが多い。
・大きな困難を抱えているときには、自分の価値観や原理原則に頼る。

 

バランスを取り戻す方法

・ひとりでいられる時間がかなり長い期間必要になる。

・スケジュール上の負担を軽くする。

・周囲の人は、このタイプの人が劣等機能にとらわれているときは、何かを提案したり、アドバイスしたりする事を避けたほうが良い。

 

INTJは、自分の体験を分析し、それらからほどよい距離を保ち、客観的な立場を保てる方法を見出していくことでエネルギーが戻る(補助機能Te)。

 

INFJは、その状況が意味する重要なことについて考えたり、それらと気持ちとの関わりを検討できたりするようになると、いつもの広いものの見方を取り戻せるようになる(補助機能Fe)。

 

インザグリップ体験から学んだこと

・外界の変化に合わせていけるようになる。

・適度なやり方で、五感による体験を得る事ができるようになる。

・それらを満足できる方法で日常生活に取り入れていくことができるようになる。

・目標をよりレベルの低いものに設定し直すと、劣等機能にとらわれる体験に陥りにくくなる。

・過度に高い理想をもつ姿勢や、イメージのみに頼る姿勢をほどよく緩和して、現実的な範囲内におさめていくことができるようになる。

・自分や相手の欠点に寛容になったり、人生を真面目に受け取りすぎることが減る。

・大きな困難を感じる日常の外的な状況を再検討し、大きな変化を取り入れようと決意することもある。

 

まとめ

 

内向直観タイプINTJとINFJの劣等機能

劣等機能が勃発するきっかけ

外界にあるものごとの詳細を扱うこと
予期せぬできごとが横槍で入るとき
外向を過剰にしすぎたとき

バランスを取り戻す方法

充電のために,ひとりでいられる時間を可能な限り長く取る
日常のスケジュールを軽くする
アドバイスや提案が欲しくないことを,周囲の人にわかってもらう

インザグリップ状態に陥ったときにみられるパターン

外界にある詳細やデータへの執拗なまでのこだわり
五感による快楽の過剰摂取
外界に敵対する態度

インザグリップ体験から学んだこと

外界のものごとの詳細に適度に合わせていけるようになる
節度をもって,五感による体験を取り入れられるようになる
より現実的な目標を立てられるようになる

下線部分、上記書籍P56より引用

 

個人的な感想

現実ではあまり見かけないが、ネット上では出現率の高い内向直観タイプ。

 

この「タイプとストレス編」。原著でもインザグリップ状態が早く終わりやすいタイプ、心臓病・高血圧症を訴えやすいタイプ、ストレスへの対処法の多さについても記述がある。これが間接的な、生きやすさ、生きにくさに繋がってくると思われる。

 

正直INTJ・INFJの一人社長って結構多いんだろうな。INFJの天職?の占い師も個人の裁量が大きいしな。(どっちもフリーの時間は監督者が皆無の職種)

 

内向直観の能力が理解されにくいというのは、人口の関係だろうか。外向直観が主機能のENFP・ENTPは体感としてそこそこ見かけるような。あとは声のデカさの関係か。

 

(個人的な感性の問題かもしれんが、内向直観の方が話が真面目になりがちなのも、嫌厭される事がある一因かもしれない。外向直観の方が、話が短くてフランクな傾向があるように思われる)

 

個人的な考察

※書籍の内容を基にした、筆者Bによる独自考察です。公式の内容ではありません。

 

MBTIタイプとストレス:内向直感(INTJとINFJ) - NT’sのblog

上記で記述されていたストレス時のINTJ、INFJはタイプ4の段階5の後半〜段階7の前半と一部合致している。…タイプ2に分裂した際の記述とは、やや苦しいが合致している部分もある。

 

補足:タイプ4は内向直観に該当するとされているため、タイプ4を取り上げている。

参考:タイプ4の9段階

 

ストレス時に主機能である内向直観を過剰に使うようになるという記述と、転回点を割った後のタイプ4が理想に過度に固着するようになるという内容は、同一の事象を指していると推測される。

 

劣等機能の外向感覚が主導権を握った状態については、タイプ4のタイプ2分裂時の段階7の、他者に異常に干渉する状況と一致している。

(ぶっちゃけこれに関しては、「他者に異常に干渉する」という行動自体はMBTIとエニアグラムで一致しているものの、動機が全く異なるので、もはや筆者のこじつけに近い。参考に、MBTIでは他者に過干渉する理由を「劣等機能のSeによる外界の統制」としているが、エニアグラムでは他者から必要とされるためとしている)

 


 

タイプ1と外向思考の関係を、最も明快なタイプの1つとしているように、やはりタイプによって上手く理論が噛み合わない部分は出てくる。こうして1タイプずつ比較した際に明確になる。

 

タイプ4と内向直観の関係を見ていくと、特に分裂した際の記述はあまり噛み合わない。おそらく内向直観を持つタイプでも、INFJはタイプ4が非常にメジャーであるのに対して、INTJはタイプ4よりもタイプ1と5の出現率が高いようと思われる。内向直観を持つ人間全体の中で、タイプ4の人口が抜群に高いわけではないという点が、微妙な齟齬に繋がったのかもしれない。

 

おそらく対応関係が非常に明快なタイプ5は、INTP・ISTP共にタイプ5が抜群に多い事が、MBTIとエニアグラムの不調時の記述の一致率の高さに繋がったと考えられる。