NT’sのblog

役に立たないNT'sによる性格診断情報ブログ

ストレス時のESFJ・ENFJとエニアグラムタイプ2の関連についての考察

MBTIタイプ入門 タイプとストレス編

MBTIタイプ入門 タイプとストレス編

 

上記書籍P37~42を参考に作成しました。正確な内容と実例については、上記書籍を手にとって確認して頂く事を推奨しております。

 

 

前半:ストレス時のESFJ・ENFJについて

後半:タイプ2の関連についての考察

 

主機能が内向直観機能のタイプの特徴

ESFJのコミュニケーションスタイル - NT’sのblog

ENFJのコミュニケーションスタイル - NT’sのblog

詳しくは上記の特徴と概ね一致している。

 

大まかな特徴

・調和を重視する

・論理や因果関係をあまり気にしない

・好意や熱意を伝える

・相手を無条件に受け入れるよう努力する

 

仕事面でのやりがいとストレス

得意な仕事や職場環境

・自分の価値観を行動に移せる職場。

・社会貢献できる職場。

・人と協力しながら働ける職場。

・自主的に目標に取り組める職場。

 

苦手な仕事や職場環境

・人間関係が良くない職場。

・協力に欠ける職場。

 

ポイント

・仕事そのものにはストレスを感じにくい。

・仕事のレベルや完璧さを重視する。

・職場の人間関係に非常に影響を受ける。

 

外向感情タイプにとってのやりがいとストレス

やりがいを感じる部分

仕事量やスケジュールを自分で調整できること
人と関わることができ,支援を得られる雰囲気があること
ひとりひとりの貢献が大切にされていること
人同士のつながりが感じられたり,相手と気が合っていると思えたりすること
素直で率直なコミュニケーションがとられていること
純粋に人を認める表現が多く発せられること

ストレスを感じる部分

非協力的で,陰で人を傷つけるような同僚がいること
対立や軋礫が生じやすい人間関係がつねにあること
突発的な変化への対応が求められること
個人を標的にした批評をしたり,気持ちの通い合い無しに,人に接すること
良い仕事をするための時間が不十分なこと
個人の人となりや価値観を侵すような課題

下線部分、上記書籍P38より引用

 

ESFJとENFJの相違点

ESFJの特徴

・仕事がわかりやすくなっていることを求める。
・予測性や安定性が感じられる環境を好む。
・組織の枠組みがしっかりと定義され、整理された状態になっており、一定のペースで仕事ができる環境を好む。
・条件が揃っていれば、職場に定着することが多い。
・環境によっては、リーダー的役割をとったり、人に指示を与えたりする。

 

ENFJの特徴

・仕事に幅の広さを求める。
・大きな結果を得るために、進んでリスクを負うこともある。
・多様な経歴を持つ人たちと一緒に仕事をすることや、国際的な環境で仕事をすることを好む。
・自分特有の才能を活かせたり、知識を役立たせられたりすることを重視する。
・職の安定を望むが、キャリアを高め、実績に見合う給料を手にすることを重視する。
・自己裁量、柔軟性、多様性、変化が支持される場で目標に取り組んでいくことができる職場を好む。
・自分なりの美学を表現できることを重視する。
・ものごとの詳細や正確性に注意を向けることが求められるような、枠組みのしっかりした仕事も好む。

 

劣等機能が勃発するきっかけ

劣等機能にとらわれる体験が起こるきっかけになりやすいこと

 

自分や相手に対する信頼感の欠如

・相手から信用されなかったり、自分の好意が誤解されたりすること。

 

自分の価値観に反することに対して同調するよう迫られること

・自分の価値観に対する攻撃だが、調和は乱したくないという葛藤状態に置かれるため。

 

人間関係での対立

・調和よりも対立が強調されるような状況。

・話し合いが不可能な状態だったり、対立状態をすばやく解消できない状況。

 

インザグリップ状態に陥ったときにみられるパターン

インザグリップ状態に陥る直前の特徴

・主機能を過剰に使うようになる。

・無理やり調和を保とうとする。

・悲観的になる。

・熱意や人への関心が薄れる。

・次第に主機能Feに変わって、劣等機能Tiが主導するようになる。

 

内向思考機能の表現方法

ISTPとINTPの主機能としての表現

個人を標的としない建設的な批判
対象から距離を置いた論理的な分析
正確なことや真実の探求

ESFJとENFJの劣等機能としての表現

過剰な批判
尼理屈
真実の追究へのこだわり

下線部分、上記書籍P39より引用

 

過剰な批判

・すさまじい非難になりやすい。

・怒鳴ったり、意地悪やひどいことを言うことが多くなる。

 

屁理屈

・インザグリップ体験のさなかにしようとする論理分析は、的外れの情報に基づいて白黒をはっきりつけるようなものだったり、すべてか無かの極論だったりする。

・論理モデルらしいものがあったとしても、導き出される結論には筋道がきちんと通っていないことがよくある。

 

真実の追求へのこだわり

・絶対的、究極的な真実をとりつかれたように探し求めはじめる。

・絶対的なアドバイスを求めて専門家のもとに行くことが多い。

・セルフ・ヘルプ関連の本を読みあさる。

・自分自身との対話に没頭していく。

・このプロセスのなかで自分の屁理屈が出てくると、より後ろ向きになって自暴自棄になる。

・サポート・グループに関心を寄せ、同じような体験をしている人がいることを確認して安心しようと躍起になったりもする。

 

慢性的なストレスを受けると

・相手を軽蔑するようになる。

・過剰に相手を批判するようになる。

・愚痴が多く非協力的になる。

・間違いを指摘されると攻撃的になる。

・間違った推測や屁理屈で延々と説教をする人に見られる。

・悲観的になる。

・自尊心が低下する。

・極端な、未発達な段階の内向思考タイプ(ISTP,INTP)に見える。

 

外向感情タイプのインザグリップ状態の反応と対策

慢性的なインザグリップ状態に陥ったときの反応

後ろ向きの態度と悲観的なものの見方
自制心が過剰で,固い態度
無神経,冷淡,短気
自分の殻に閉じこもる,抑うつ感
自己不信,自分の力不足に対する思い込み
非効率な動き,散漫な注意力

ヒントと対策

第三者的な立場にいる人とじっくり話す
自分の殻に閉じこもることをよしとして,ひとりで過ごす時間を取る
精神的に大事なことや意味を支えにする
自助グループに参加する
ストレスのある状況を,何かうるものがある体験へと変えていく際に助けを求める
休みを取って,休養のための時間をとる

下線部分、上記書籍P41より引用

 

ESFJとENFJの相違点

ESFJの特徴

・自信のない領域で、ひとりで対応することを余儀なくされるとストレスを感じる傾向がある。
・ストレスになる状況を回避しようとする傾向がある。

 

ENFJの特徴

・ESFJよりもさまざまなストレス解消法(特に仕事面)をもっている。
・ストレスに対処するときに、自分の肯定的な自己概念に頼ることが多い。
・ストレスの原因に直面して問題を解決しようとする傾向がある。
・筋肉の緊張や背中や腰の痛みなど、身体的な症状を訴えることが多く、運動がストレスの軽減につながることも多くある。

 

共通点

・人に話すことが一番のストレス対処法と考える。
・ストレスへの対処法が多い。

 

バランスを取り戻す方法

・勉強したり日記をつけたりするなど、ひとりの時間を過ごすこと

・新しい頼み事を引き受けること

・周囲の人は、このタイプの人が一人でいたいと思っていることに理解を示すこと、ふだんとは異なる援助の方法を求めていることに気づくことが必要。

 

ESFJは、一定の枠組みに基づいて、ものごとの詳細に対処するような課題に取り組んでいくことが、バランスを取り戻すきっかけになる(補助機能Si)。

 

ENFJは、新しい計画を考えていくことが、バランスを取り戻すきっかけになる(補助機能Ni)。

 

インザグリップ体験から学んだこと

・調和を過度に求めず、現実的な改善を受け入れるようになる。

・論理的に考える自分の能力を認め、尊重できるようになる。

・理由や論理を検討し、冷静に対応出来るようになる。

・調和が損なわれた状況に過度に反応せず、振り回されないようになる。

 

まとめ

 

外向感情タイプESFJとENFJの劣等機能

劣等機能が勃発するきっかけ

自分や相手に対する信頼感の欠如
自分の価値観に反することに対して同調するよう迫られること
人間関係での対立

バランスを取り戻す方法

ひとりで時間を過ごしたり,日記をつけたりする
新しいことも引き受ける
ひとりになりたいことを人にわかってもらう

インザグリップ状態に陥ったときにみられるパターン

過剰な批判
屈理屈
真実の追究へのこだわり

インザグリップ体験から学んだこと

調和を図ることにこだわらない
自分の論理思考に自信をもつ
逆境にもほどよい態度で対処する

下線部分、上記書籍P42より引用

 

個人的な感想

ENFJの方が若干記述量が多いのは、MBTIに興味を持つ割合の違いだろうか。

 

2タイプとも、仕事面でのストレスには対処しやすいとあったが、問題は家庭だよな。家庭が安定している外向感情タイプって確かに温厚だな。

 

サポート・グループにちょっと嫌な雰囲気を感じることがあったが、こことの関連があったのか。

 

筆者は個人的にインザグリップ状態の外向感情タイプを最も多く知っているんだが、特徴的なのは、インザグリップ状態の外向感情タイプ同士で集団を形成する点だと思われる。

 

インザグリップ状態から脱却するには、ひとりになってバランスを取り戻すことが効果的なんで、一度集団に属してしまうと、中々バランスが戻らないんだろう。個人的には、劣等機能の表出が最も慢性化しやすい条件が整っているようにも思える。

 

個人的な考察

※書籍の内容を基にした、筆者Bによる独自考察です。公式の内容ではありません。

 

MBTIタイプとストレス:外向感情(ESFJとENFJ) - NT’sのblog

上記で記述されていたストレス時のESFJ、ENFJはタイプ2の段階5の後半〜段階7の前半と一部合致している。タイプ8に分裂した際の記述とは、大部分が合致している。

 

補足:タイプ2は外向感情に該当するとされているため、タイプ2を取り上げている。

参考:タイプ2の9段階

 

ストレス時に主機能である外向感情を過剰に使うようになるという記述と、転回点を割った後のタイプ2が自己欺瞞的になるという内容は、同一の事象を指していると推測される。

 

劣等機能の内向思考が主導権を握った状態については、タイプ2のタイプ8分裂時の段階6~7の、相手に過剰に批判的になる状況と一致している。

 


 

本筋からは逸れるが、ESFJ・ENFJに偶に出現するタイプ6についても照らし合わせてみた。

 

タイプ2と6は確か誤認する可能性のあるタイプだったと思うが、確かに似ている面がある。どちらも転回点以下では、人を過剰に気にするようになる。

 

おそらくESFJ・ENFJに多く出現するエニアグラムのタイプ(236辺り)は「人間関係が主軸となるタイプ」になるようだ。当たり前といえば当たり前の結論。どのMBTIタイプでも、エニアの出現するタイプ同士に、それなりに共通点がある。