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エニアグラムの発達の諸段階【9段階】

段階とは

それぞれの性格タイプは、健全な特性の表れる状態、通常の特性の表れる状態、不健全な特性の表れる状態、というように、連続体として変化する。

 

その人の特性の表出の状態を「段階」という言葉で表す。

健全な特性の表れる状態…段階1・2・3

通常の特性の表れる状態…段階4・5・6

不健全な特性の表れる状態…段階7・8・9

 

段階は、大まかには「健全」「通常」「不健全」の3つの括り、細かくは「段階1~9」の9つの段階で表せる。

 

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基本的な性格タイプは不変だが、段階は人生において変動する。

 

統合と分裂の影響

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参考:エニアグラムの分裂と統合

健全な段階(段階1~3)でなければ統合の方向に動くことは出来ず、通常から不健全な段階(段階4~9)でなければ、分裂先のタイプの行動を表出しない。

 

(段階4では統合の方向に少しは動くことがある。あくまで連続体の概念)

 

段階の必要性

ある人物を正確に理解するためには、その人の基本タイプとウイングだけでなく、「その人の性格の基本タイプの、〈発達の諸段階〉上ではどこに位置しているのか」も見て取らなければならない。

下記参考書籍P55より引用

 

人物を理解する際に、9段階のうち、どの段階に属しているのかを正確に知ることは難しいが、「健全」「通常」「不健全」のどこに属しているのかを知っておく事は、対象人物を理解する上で重要なポイントとなる。

 

例えば、同じタイプ5、同じウイング4を持つ人物同士でも、段階2(健全な段階)と段階5(通常の段階)では全く異なって見える。同じタイプ、同じウイングを持つ人物同士の違いは、この段階の違いによって説明出来る部分も大きい。

 

段階の示すもの

タイプ内における「一貫した性質」及び、その性質が変容していく流れを、発達の諸段階は表している。

 

たとえば、健全なタイプ4では、自己認識は段階2で現れる。しかし、段階5になるまでには、自己認識は自己陶酔に堕落してしまっており、さらに、段階8になるまでには、自己陶酔は自己嫌悪にまで堕落してしまっている。また、タイプ4からもう一つ例に取れば、彼らの健全な感受性は、通常のタイプ4が持つ傷つきやすさの中までたどっていくことができるが、最終的には、神経症的なタイプ4が持つ感情面での苦悩にも、その名残を見ることができる。これらはタイプ4が持つ多くの特性のうち、わずか二つを例に挙げたにすぎず、連続体を下にたどっていけば、どの特性も、相互に関連しながらさまざまな形に堕落していく様子を追跡することができる。そして、もちろん、すべてのタイプについて同じ追跡をすることができる。

下記参考書籍P550より引用

 

同じタイプ内だけでなく、別のタイプ同士でも、対称性と相互関係は存在する。発達の段階を追うことで、それぞれのタイプが持つ本質的な性質をよりよく理解することが出来る。

 

転回点

9段階の丁度真ん中の段階、「段階5」を「転回点」という。段階5は統合先のタイプへ動くことが無くなる段階に当たる。この段階5から、そのタイプの特性は目に見えて健全さを失う。段階5から下では、多くの問題を抱えるようになる。

 

各タイプの9段階

真面目なエニアグラム解説(リソ版) - NT’sのblog

上記の各タイプの9段階の記事を参照してもらうと、それぞれのタイプの特性をより理解することが出来る。

 

参考書籍

性格のタイプ―自己発見のためのエニアグラム

性格のタイプ―自己発見のためのエニアグラム

  • 作者: ドン・リチャードリソ,ラスハドソン,Don Richard Riso,Russ Hudson,橋村令助
  • 出版社/メーカー: 春秋社
  • 発売日: 2000/07
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P55~57・P547~554を参考に作成しました。