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なぜ分裂先のタイプは不健全なのか?

なぜ分裂先のタイプは不健全なのか?

段階4から下で、どのタイプにも表れる「分裂先のタイプへの動き」。分裂方向のタイプの特性は、不健全な行動として表れる事が多い。何故「分裂先のタイプの特性は不健全なものになりやすいのか?」

 

〈分裂の方向〉にあるタイプが「不健全」であると考えられるのは、そのタイプは自分が個人として発達するために最も必要とするものを体現しているが、自分の基本タイプの性格構造に本来的に備わっているある理由から、私たちは、まだそれに対処することができないでいる、という、ただそれだけの理由でである。したがって、〈分裂の方向〉にあるタイプは、「相対的に」不健全であるにすぎないのであって、それは、分裂の方向)にあるタイプが象徴する心理的能力を、私たちはすぐには自分自身の中に統合することができないからである。不健全なタイプは、私たちにとって折り合いをつけることが最もむずかしい、私たち自身の側面を代表する。

参考書籍P539より引用

 

つまり「分裂先のタイプの特性は、自分の基本タイプの発達にとって最も必要なものだが、同時に最も折り合いを付ける事が難しいタイプ」「折り合いを付ける事が難しいため、不健全な行動につながってしまう」という事が言える。

 

大雑把に解釈すると、分裂先のタイプは「最も必要だが、最も活用が難しい最重要課題」

 

分裂から見える課題

タイプ2

分裂先タイプ8:攻撃衝動

タイプ3

分裂先タイプ9:自分の感情からの解離

タイプ4

分裂先タイプ2:特権意識

タイプ5

分裂先タイプ7:衝動性

タイプ6

分裂先タイプ3:敵意

タイプ7

分裂先タイプ1:妄想性

タイプ8

分裂先タイプ5:他者に打ちのめされる恐怖

タイプ9

分裂先タイプ6:不安

タイプ1

分裂先タイプ4:感情と無意識の衝動

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これらの内容は、各タイプの9段階の「不健全な段階」でも出現している。

 

個人的な考察:

タイプ8の分裂先タイプ5の「他者に打ちのめされる恐怖」は、タイプ8の「他の人から支配される」根源的不安と類似する。一方、他の八つのタイプでは、根源的不安と分裂先の特性は一致しない。ある意味、タイプ8がタイプ5に動くことは、二重の意味で致命傷になるかもしれない。

 

分裂の方向に動いてストレスを対処しようとしても、最終的には状況を悪化させる事が多い。統合の方向へ動いていく事が必要になる。

 

参考書籍

性格のタイプ―自己発見のためのエニアグラム

性格のタイプ―自己発見のためのエニアグラム

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  • メディア: 単行本
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P539~540を参考に作成しました。