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爆丸 バトルブローラーズ ニューヴェストロイア(第2期) 悪役メイン考察 作品ファン向け版

最初に謝罪、外国語版wikiのキャラ年齢を参考にしていましたが、年齢は海外ファンによる推測という情報を頂きました。訂正してお詫び申し上げます。前回の記事で年齢について話していた部分は流し見でお願いします。

 

この記事は?

キャラクター性格考察で扱った作品の内、爆丸シリーズが最も作品経由で類型論に興味を持ってくださった方が多い作品のため、一通りアニメ本編を見終わっている方に向けたバージョンを書いてみました。爆丸 バトルブローラーズ ニューヴェストロイア(第2期) 悪役メイン考察の改訂版及び続きとしての面もあります。

 

当記事では類型論等をガッツリ知らない作品自体のファンの方にも読んで頂けるよう、逐一使用したツールの説明を挟みながら進行します。

 

考察の目的、及びツールのざっくりした説明について

キャラクター性格考察の内容説明

 

爆丸 BTC-19  爆テクコロコロヴィクトリーデッキ 銀龍バトルマスターセット

爆丸 BTC-19 爆テクコロコロヴィクトリーデッキ 銀龍バトルマスターセット

 

画像はテレビ東京・あにてれ 爆丸 バトルブローラーズ及びテレビ東京・あにてれ 爆丸 バトルブローラーズ ニューヴェストロイアより引用。

 

この考察には

・MBTI

・エニアグラム

・エゴグラム

・本能のサブタイプ

・(ソシオニクス)

が含まれております。

 

 

超大雑把なあらすじ

テレビ東京・あにてれ 爆丸 バトルブローラーズ ニューヴェストロイア

おそらくこちらの「これまでのお話」を見て頂くと、記憶が蘇るはず。

 

前書き

筆者B「いや、爆丸すげえな。正直知名度には欠ける作品だが、ファンの熱は凄い作品」

筆者A「8年前のアニメでも、エピソードをしっかり覚えている人が結構な数いるって、他の作品でも中々無いよな」

筆者B「我々も2期は1回通しで観ただけだが、かなりしっかり覚えているもんな」

筆者A「一度掴んだら離さない魅力があるんだろうな」

筆者B「嬉しい声を頂いたんで、類型論を知らなくても読める記事を書いてみました。一部前の記事と重複しますが、何卒ご了承お願いいたします」

筆者A「偶然爆丸の記事を書き直そうかと相談していた頃に、嬉しいご声援頂いたんで、やる気が起きた」

筆者B「正直普段が口が悪すぎた。ハイドロンの踏み込んだ考察も、需要があるのか不明なんでボツにしようか悩んでいたんだが、この記事内でやります」

 

味方陣営

タイプ名称をクリックすると、そのタイプの最も基礎的な解説のページに飛びます。エゴグラムのタイプ名称に一部辛辣な表現が含まれますが、昔の「東京大学医学部心療内科」の出版物を参考にしたものです。我々のせいじゃないぞ。

 

本能のサブタイプの簡単な補足:

人には「自己保存sp」「社会的so」「性的sx」の3種類の振る舞い方がある。この3種類は、人によって強さの順番がある。

・spが強い人…自分の体調や身体的、精神的な快適さを重視する。

・soが強い人…集団の中での地位や立場を重視する。

・sxが強い人…人との親密さを重視する

 

ダン(空操弾馬)

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MBTIタイプ:ESFP

エニアグラム:7w8(現実主義者)

エゴグラム:M型

本能のサブタイプ:sx/so

1期からの続投主人公。

・類型論としては、外界からの刺激を楽しみ、人との関係を重視するタイプ。

・積極的に周りと関わり、リーダーシップを発揮できる。エゴグラムがM型だが、全体的にハイパワーで、M型特有のルールや規則を軽視しがちな傾向は薄い。16~17話でドラゴを奪われた後に、無茶な特訓や自棄に陥ったシーンに、エニアグラムのタイプ7の根源的恐れが強く反映されている。

 

マルチョ(丸蔵兆治)

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MBTIタイプ:INFP

エニアグラム:4w5(ボヘミアン)

エゴグラム:N型Ⅱ

本能のサブタイプ:sp/sx

・1期からの続投メンバー

・類型論としては、心優しく、理想主義的な傾向があるタイプ。現実把握や論理的な判断に疎いところが課題。エゴグラムのN型Ⅱの課題として、あまりにもお人好し過ぎて、自分のことが蔑ろになってしまう傾向がある。(13話でダンの声を真似たシャドウに騙されそうになる点など)

 

シュン(風見 駿)

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MBTIタイプ:ISTJ

エニアグラム:1w9(理想主義者)

エゴグラム:A優位型

本能のサブタイプ:sp/so

・1期からの続投メンバー

・MBTIタイプ、エニアグラム、エゴグラム共に、主人公のダンとほぼ真逆の類型。少年向け作品の王道、主人公のストッパー役。エニアグラムではタイプ1に該当するが、タイプ9の影響が強く、客観的に判断する傾向が強い。恐らく味方陣営で最も冷静な判断が下せるキャラクター。

 

ミラ・フェルミン

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MBTIタイプ:ESTJ

エニアグラム:1w9(理想主義者)

エゴグラム:CP優位型

本能のサブタイプ:so/sp

・2期のゲストメンバー

・元的陣営のスペクトラ(キース)の妹であり、クレイ博士の娘。エニアグラムのタイプ1は、保護者像、基本的には父親の影響を強く受け慕うが、クレイ博士が父親として頼りなかった故か、兄のスペクトラが保護者像としての役割を果たしている。兄のスペクトラに対する熱意は、スペクトラが保護者像となっていたためだと思われる。

参考:タイプ1の親への定位

 

バロン・リッチ

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MBTIタイプ:ENFP

エニアグラム:7w6(エンターテイナー)

エゴグラム:M型

本能のサブタイプ:sx/so

・2期のゲストメンバー

・エゴグラム波形はM型としたが、後半では自由奔放な面が弱まり、N型Ⅰに変化している。主人公のダンとよく似た類型のタイプ。序盤のカオスな意気投合はそのため。エニアグラムの類型では、人と敵対する事や、喪失を過度に恐れるタイプ。(3話で相棒のシャーマンを出すことを怖れたシーンが印象的)

 

エース・グリット

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MBTIタイプ:ISTP

エニアグラム:9w8(安楽を求める人)

エゴグラム:逆N型Ⅰ

本能のサブタイプ:sp/sx

・2期のゲストメンバー

・味方キャラクターとしては非常に珍しい類型を持つ。どちらかというと悪役として登場することが多いタイプ。序盤では周囲に合わせることが苦手な面があったが、後半ではそれなりに人を気遣うようになっている。

 

アリス

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MBTIタイプ:INFP?

エニアグラム:9w1(夢見る人)

エゴグラム:N型Ⅱ

本能のサブタイプ:sx/sp

・1期メンバー。2期では正式なメンバーではなく、モスクワにて暮らしている。

・類型ビジュアル共に、率直に言うとマザコンを非常に吸い寄せやすい。エニアグラムのタイプ3の人間に捕まりやすいと思われる。作中では偶然か否か、タイプ3の悪役、リンクに好意を寄せられていた。

 

(元)悪役陣営

スペクトラ・ファントム

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MBTIタイプ:ENTJ

エニアグラム:8w7(一匹狼)

エゴグラム:逆N型Ⅰ

本能のサブタイプ:so/sx

・元HEXメンバー。後に味方となる。

・主人公のライバルにしてミラの兄。類型論としては、目的のためにストイックな手段を取る事が上げられる。ドラゴぶん取ったり、ヘリオス魔改造したり、割と容赦ない。味方になった後は非常に丸くなった。クレイ博士を説得しに行くシーンは、初期のスペクトラだと想像出来ない。恐らくエゴグラムのNPが味方になった後に上がっている。

 

ガス・グラヴ

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MBTIタイプ:INFJ

エニアグラム:4w3(貴族)

エゴグラム:U型Ⅱ

本能のサブタイプ:sx/sp

・元HEXメンバー。後にスペクトラに続いて味方となる。

・類型論上は、宗教家に多いとされるタイプ。終盤でのハイドロンの唆し方は、正に占い師を連想させる。MBTIとエニアグラムの類型ともに、女性の比率が非常に高いタイプ。美男子系統の容姿は、この類型も相まってのことだと思われる。タイプ4の特性として、慕う人を過度に理想化する傾向がある。最早言うまでもないが、スペクトラが神格化されている。

参考:タイプ4の親への定位

 

リンク・ボラン

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MBTIタイプ:ESTP

エニアグラム:3w2(スター)

エゴグラム:逆N型Ⅱ

本能のサブタイプ:so/sx

・HEXメンバー。最終的には離反した形になる。

・恐ろしいほどの立ち回りの上手さと二枚舌を発揮した。エニアグラムの類型上の愛嬌と、MBTIの類型上のレスポンスの速さを存分に生かしている。年齢の関係もあって、MBTIのESTPの最も苦手とする、一貫したスタンスを取ることの不得手さが目につく。回想シーンでのアリスの姿は、タイプ3の養育者像を連想させる。タイプ3は自分の世話(シチュー)をし、個人としての価値観を与えた(ビンタ)人間に愛着を持ちやすい。正に居候中のアリスの扱いである。

参考:タイプ3の親への定位

 

ミレーヌ・ファロウ

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MBTIタイプ:INTJ

エニアグラム:5w6(問題解決者)

エゴグラム:W型

本能のサブタイプ:sp/so

・HEXメンバー。厳密に言えば離反ではなく殉職。

・類型上の特徴としては、人情や泣き落としがほぼ通用しない所。ブロンテスとヴェガを容赦なく捨てたシーンは最たるもの。人としての人情を理解し考慮する事が、全ての類型論における最大の課題となる。最期のシーンの表情を見ると、そういった感情を少し理解し始めていたようだ。

 

ヴォルト・ラスター

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MBTIタイプ:ISTJ

エニアグラム:8w9(熊さん)

エゴグラム:U型Ⅲ

本能のサブタイプ:sx/sp

・HEXメンバー。オルタナティブ導入にあたって、最初に反旗を翻した。

・類型論としては、悪役キャラクターとは思えないほど、よくいるいい人に当たる。立場が違えば、悪役に回ることはなかったと思われる。MBTIでISTJ、エニアグラムで8w9、本能のサブタイプがsxが強い、という組み合わせは非常に珍しい。このキャラクター以外では我々は見たことがない組み合わせ。ブロンテスへの愛着の強さは、類型論の最も予想する所。

 

シャドウ・プローヴ

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MBTIタイプ:ESFP

エニアグラム:7w8(現実主義者)

エゴグラム:逆N型Ⅱ

本能のサブタイプ:sx/so

・HEXメンバー。厳密に言えば離反ではなく、組織よりもミレーヌを選んだ結果。

・なんとMBTIタイプとエニアグラム、本能のサブタイプは、主人公のダンと全くの同類型。にも関わらずキャラ被りが一切発生しない点は凄いの一言。悪役だが、タイプ7の特性である周りを明るくする長所が非常に生きている。悪役で最もギャグ描写が多い。ミレーヌがミラを人質に取っているシーンで、後ろでシャドウがさり気なくギャグをやっているからこそ、重すぎるシーンにならずに済んでいる。ここでは詳しく取り扱わないが、他の類型論では、ミレーヌとは互いに最も長所短所を補完し合える関係。

 

ゼノフェルド4世

画像なし

MBTIタイプ:ENTJ

エニアグラム:8w7(一匹狼)

エゴグラム:逆N型Ⅱ

本能のサブタイプ:so/sx

・本作のラスボス

・ハイドロンが歪んだ最大の原因。作中で起きた現象の大半がコイツのせい、で説明がついてしまう。類型論上、不健全なこともあって、非常に自己中心的な性格となっている。作戦の相次ぐ失敗もあり、作品が終盤に近づくにつれ、どんどん精神の健全度、エニアグラムの段階が落ちている。最後には全てが敵に見えたのか、オルタナティブの開発に至った。最期は正に不健全なタイプ8末路、離反した元部下と主人公たちによって退場した。

 

プリンス・ハイドロン

画像なし

MBTIタイプ:ENTP

エニアグラム:3w4(専門家)

エゴグラム:U型Ⅱ

本能のサブタイプ:sp/sx

・本作のラスボスの息子。後期からHEXに加入。

詳しくは後述するが、MBTIとエニアグラムに関して、非常に判断に困るところがある。というのも、本来まともに成長した場合「INFP4w5」になっていた事が推測される。作中での行動を踏まえてENTPの3w4としたが、最期のゼノフェルドへの発言など、明らかにINFPだと思われる。解釈としては、ゼノフェルドの教育により主機能である「内向感情Fi」が未発達に終わり、補助機能である「外向直観Ne」を駆使していた事で、元々「外向直観Ne」が主機能であるENTPに見えていたと思われる。

(同じく外向直観Neが主機能であるENFPではなくENTPとなったのは、ENFPも内向感情Fiを補助機能に持っているためだと推測される。ENTPの補助機能は内向思考Ti。つまりゼノフェルドの教育は、本来ハイドロンの主機能であった内向感情Fiを否定しまくるものであったと推測される。率直に言うとゼノフェルドは毒親)詳しくは後述。

 

クレイ・フェルミン

画像なし

MBTIタイプ:INTP

エニアグラム:5w6(問題解決者)

エゴグラム:NP低位型

本能のサブタイプ:sp/so

・本作のラスボスのお抱えの研究者。スペクトラとミラの父親。

・類型論上、典型的なネット民である。父親としての態度に非常に問題がある。子供の再三の説得にも応じず、ようやく最期で動いたが、しかしデータが大事だった。類型論上、人間よりもデータや論理に強い関心を示しやすい。正にそのとおり。全く妻の話が出てこないが、そもそも子供を持てたことが奇跡に近い。研究者としては非常に優秀だが、こればかりは類型論ではなく、地金の気性に難があったとしか言いようがない。類型論では、これといった問題点が見つからない。

 

作中の流れ(悪役視点)

参考程度に。読まなくてもおk。多分この記事を読んでいる方のほうが詳しい。間違いなどあったら申し訳ございません。

 

 1話

・ヴェスター人がワンダーレボリューションを侵略し移住する。

・爆丸が主人公たちに助けを求める。

 

9話

・HEXのワンダーレボリューションの1つめの拠点が破壊される。

 

11話

・スペクトラ、ガス、リンクの3人が地球へ渡る。

・リンクがアリスの家に滞在することに。

 

20話

・3人が地球からワンダーレボリューションへ帰還

・ミラが一時的にHEXに加わる

 

21話?

・HEXのワンダーレボリューションの2つめの拠点が破壊される。

 

23話

・ミラがHEXから脱退

・HEXのワンダーレボリューションの3つめの拠点が破壊される。

 

26話(前期ラスト)

・HEXの指揮をとっていたハイドロンが、ミレーヌの提案に従い、ワンダーレボリューション侵略失敗の責任をスペクトラに擦り付ける。

・スペクトラ、ガスを除くHEXメンバーとハイドロンがヴェスター本国に帰還。

・スペクトラ、ガスが事実上HEXを脱退。

 

---作中数ヶ月経過---

 

27話(後期開始)

・ハイドロンとゼノフェルドが新たにHEXメンバーとなる。

・HEXメンバー全員が国内でのクーデターを受け宇宙へ逃亡。爆丸が知的生命体であることをテレビでミラ達に暴露され、王室への批判が高まった為。

 

28話

・爆丸を消し去る「B・Tシステム」を開発。

・「B・Tシステム」完成のため、主人公陣営の持つ「6属性エナジー」を狙う。

 

32話

・スペクトラの妨害により攻撃の標準を地球に変更。

 

33話

・ヴォルトが相棒の爆丸を取り返すため、ガスとバトルする。初の悪役同士のバトル。

 

34話

・主人公陣営が「6属性エナジー」を守るため、マルチョの家に身を潜める。

 

 

37話

・尾行によりマルチョの家を特定する。

 

39話

・ガスとゼノフェルドのバトル。悪役同士のバトル(2回目)。

 

42話

・「6属性エナジー」が揃い「B・Tシステム」が完成するが主人公陣営に破壊される。

 

45話

・第三勢力として行動していたスペクトラが主人公陣営に加入。

 

46話(悪役離反ラッシュ開始)

・ゼノフェルドが、この世界の全生命を奪う兵器「オルタナティブ・システム」の開発を発表。

・ヴォルトが離反。帰郷中に尾行してきたハイドロンに殺害される。悪役同士のバトル(3回目)。

 

47話

・リンクが離反。アリスの家へ向かう途中にハイドロンに殺害される。悪役同士のバトル(4回目)。

・リンクによって間接的に「オルタナティブ・システム」のデータが主人公陣営に渡る。

 

49話

・ミレーヌとシャドウが作戦中に次元の歪みに飲まれ死亡。

・ハイドロンが離反。ゼノフェルドに投獄される。悪役同士のバトル(5回目)。

 

52話(最終話)

・「オルタナティブ・システム」が破壊される。ゼノフェルドがお陀仏。ハイドロンも最期を共にする。

 

エニアグラムのタイプ分布図

外から2番目の円周が段階1、最も内側の円周が段階9

 

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各キャラクターの初登場時のエニアグラムのタイプと段階を示したもの。黒点が悪役陣営。白丸が味方陣営。全員が段階4~6、通常の段階に収まっている。全体的な傾向として、タイプ7と8がやや多いが、バランスが非常にいい。タイプ6、タイプ2が居ないが、タイプ6に近いタイプ7のバロン、タイプ2に近いタイプ3のリンクがバランスを補っている。割と文句なしに凄いバランスがいい。

 

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各キャラクターの退場時点、もしくは最終回時点での段階を示したもの。スペクトラとガスに関しては黒丸から白丸に変更。段階8の黒点はゼノフェルド。

 

しかし非常に、前代未聞な点は、ゼノフェルドを除いた全ての悪役が段階3以上、つまり健全な段階に突入している点。本当に前代未聞。

 

ここで白丸を見ていただきたい。誰も健全な段階に入っていない。主人公に至っては、本作開始時点と全く段階が変化していない。初期メンバーでは、エースを除いて一切段階が変化していない。間接的に、味方陣営の成長描写が薄かった事を裏付けている。

 

正直な所、本作に関しては悪役が主人公陣営の魅力を上回ってしまっている。悪役の描写がキッズ向け作品にしては多く、挙句の果てに次回予告も一部担当している。DVDも初期HEXメンバーが1人1枚ディスクを飾っている。明らかに作り手の思い入れを感じさせる待遇。普通のキッズ向け作品が主人公に時間を割く所を、全て悪役に回した結果。

 

未だかつて、これ以上に悪役に力を入れた通年作品を我々は知らない。類型論の感想としては、悪役たちの段階が主人公たちを遥かに上回るという現象は、最早唖然としか言いようがない。我々としてはめっちゃ嬉しいんだが、キッズ達がどう思っていたのかは知る由もない。流石SEGA。

 

ハイドロンについて

筆者B「正直上記でだいぶ書き尽くしてしまった」

筆者A「ムラサメブレェェェド!ブレェェェド!ブレェェェド!

筆者B「あのエコー、観た当初は吹き出したが、ゼノフェルドの経緯を考えると闇が深いよな」

筆者A「どこかに心に傷が残ったんだろうな」

 

MBTI

筆者B「ハイドロンのMBTIタイプの不明瞭な経緯に関しては、上記で大体説明できているんだが、もう少しわかりやすく説明」

 

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第三機能、劣等機能は本来、中年期以降(40歳~)の発達課題。第三機能の感覚S、劣等機能の外向思考がまだ未発達なのは、年齢を考慮すると正常。第三機能だけ外向内向の記載がない理由は割愛。

 

このように親によって主機能が否定された結果、ないしは必要に迫られて他の機能を発達させる必要があった結果、他のタイプに見えてしまうケースは実在する。「MBTIタイプ入門 タイプダイナミクスとタイプ発達編」が詳しい。

 

エニアグラム

本来の生まれ持ったタイプはタイプ4だと思われる。タイプ4は「感受性の豊かさ、ほかの子との感じ方や美意識の違いを訴え特別な存在だと認めてもらおうとする」子供。ゼノフェルドがそういった感性を認めるとは思い難い。

 

一方のタイプ3は「効率よく物事を成し遂げ成功した姿を認めてもらおうとする」子供。こちらの方が、圧倒的に親であるゼノフェルドに評価される。

 

エニアグラムのタイプは親の関心を買おうとした手段が根底にある。親の関心を買おうとした結果、タイプ3になったと思われる。しかし容姿がタイプ4という、不均衡なものになってしまっている。

 

筆者A「いやあゼノフェルド本当に毒親の鏡だわ」

筆者B「しかし選択したエニアグラムのタイプ3は、リンクの所でも述べたが、基本的に母親から価値観や自身の強みを学ぶタイプなんだ。おや、母親の影が見えない」

筆者A「いやあ闇深えな」

筆者B「参考までに、母親の影響を最も受けるのはタイプ3、この作品では登場しなかったが、父親の影響を最も受けるのはタイプ6」

筆者A「あれ、第3期でタイプ6の悪役」

筆者B「タイプ369は親の像に恵まれなかった場合、ヤバイことになりやすい」

筆者A「つまり、幼少期のハイドロンの回想とかあったら、もっとやばかったかもしれないな」

筆者B「確実だろうな。HEX陣営、ヴォルトを除いて出自が語られなかったが、不思議とそんなに違和感がなかった。自立しているってことか」

筆者A「HEX陣営色々と大人じゃん。ちゃんとルールの範囲内で戦ってくれる」

筆者B「一部例外除いて、命までは狙ってこないからな」

筆者A「詳しくは第3期の考察へ続く。結構キツめの内容になるかもしれないとだけは言っておく」