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【タイプ5】3.特性構造【閲覧注意】

性格と神経症―エニアグラムによる統合

性格と神経症―エニアグラムによる統合

 

P82~89を参考に作成しました 

 

はじめに:ナランホ版の注意事項

 

 

保留性

・現在関心のある事柄にしがみつく。

・現在の状況から次に移るのを嫌う。

・生活の糧に関しては人に頼むより自分でする方を好む。

・世話や保護を受けることや、人に頼んで必要なものを手に入れることは、自分には難しいと思っている。

 

けちくささ

・約束することを嫌う。これは与えないという意志の表現であり、自分自身が自由でいられることも意味している。

・この特性は強欲と、飲み込まれることへの過敏さの混合である。

・「貯めこむ」ということは単なる強欲ではなく、無一文で放り出されることへの防衛である。

・この特性は、自立性への希求からの派生物である。

 

病的離脱

・人間関係は与えかつ受け取るという相互作用を持つ。

・与えることを強迫的に拒否し続けるために、対人関係そのものを犠牲にする。

・関わりを持つことを放棄しても特に寂しさを感じない。

・引きこもりは広い意味での離脱の一面である。

・タイプ5の人が友人を作るのが難しい理由は、人と関わろうとする動機の欠如にある。

 

飲み込まれることへの恐怖

・「他者に飲み込まれること」の恐怖と回避は、依存の可能性を恐れているからである。

・干渉や邪魔されることに対するタイプ5の極度の敏感さは、他者の必要を知り、外部からの要求に出会うことによって、自分が乱される傾向があるためである。

 

自律性

・自律に対する強い願望は関わりを断念した結果として理解できる。

・この性格の人は外部からの供給なしにやっていけるようにならねばならないと考える。

・他者に自分の望みを叶えてもらえない人は、自分の資源を増強し、蓄える必要がある。

 

感情の欠如

・この特性は表現や行動の回避の結果である。

・この特性は人を冷たく、共感性に乏しく、無情にする。

・タイプ1が快楽を嫌うのに対し、タイプ5は単に快楽を享受する能力が限られている。

・タイプ5は快楽にあまり価値をおかない。

・快楽はより急を要する動因、たとえば他者から安全な距離をとろうとする動因や、自律の動因があるからである。

 

行動の先送り

・行動するとは自己投資、つまり自分のエネルギーを使用に供することであり、タイプ5の保留傾向に反している。

・行為するとはまた自分を世界の目にさらすことである。自分の意図を隠しておきたい人は、このため行動を控える。

・物事を延期するという特性は、消極性と行動の回避の混合物と見ることができる。

 

認知への志向

・タイプ5は内向的であるばかりでなく、極めて知的である。

・際立った認知への志向を通じて、彼は代用の満足を求める。

・熱心な人生への準備に勤しむ。特に抽象化の行為が特に目立つ。

・タイプ5の人は分類とか体系づけの行為に傾き、体験を秩序づける過程に強く惹かれる。

・具体的な事柄を避け、抽象の世界に住みがちである。

・人生に関わりはしないが熱心な観察者であり、人生の理解をもって生きることに代えようとしている。

 

空虚感

・無趣味で感覚的に乏しく、枯渇した感じはタイプ5の典型である。

・それは人生における関わりや、感情や行為の客観的な貧しさに由来する。

 

罪責感

・タイプ5はタイプ4のように、罪責感を持つことが特徴である。

・罪責感は漠然とした劣等感の意識や自意識やぎこちなさ、そして主体の秘密主義に現れている。

・罪責感は愛情から身を引こうとする幼少期の決断として考えられる。

 

強い超自我

・タイプ1の人のように、タイプ5は駆り立てられているように感じ、自分にも人にも多くを要求する。

・タイプ1はより外向的な完全主義者であり、タイプ5は内向的な完全主義者である。

・タイプ1は超自我との同一化を比較的保っているが、タイプ5は内部の「負け犬」と同一化している。

 

反抗癖

・他者の要求を束縛とみなし、要求に対して反抗する。

・要求され期待されているものを与えたくないという願望を含んでいる。

 

過敏さ

・鈍感さは、敏感さという特徴を防衛するためにある。

・タイプ5の敏感さは弱さの感覚、つまり対象物や人との関わりにおける傷つきやすさや感じやすさを包含している。

・おとなしく、柔和で無害である。

・介入するのを嫌う。

・自律と孤独の選択を通じて、欲求不満を生じる対人関係の苦痛を避けようとする決心の裏側にあるのは、敏感さである。