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書籍版1w9の解説(自分=社会の意思の代行者)

前座(書籍版1w9の一幕)

公安調査庁に勤めている1w9。やや無愛想な傾向はあるものの、真面目な勤務態度から、職場でも信用を勝ち取る事に成功している。ある日、奇妙な夢を見た。

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特に彼にとっては難しいパズルではなかった。パズルを一問解く度に、空の景色が夜から朝へ、朝から昼へ、昼から夕方へ、そしてまた夜へと戻ってきた。パズルはこれで終わりのようだ。

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(詰まるところ「自分が罰を受けているとするならば、論理的に考えて矛盾が生じる。このようなパズルが好きならば、分からないはずもないだろうに。つまり自分は罰を受けているのではない」という内容だな。世の理不尽さを嘆いている訳ではない)

 

(さらに言えば「自分は最初の発言で正解に行き着いている。馬鹿な問いを振らないでくれ。少し考えてみれば分かることだろうに」という暗黙の見下しを含んでいる)

 

本題(自分=社会の意思の代行者)

彼の思考回路の特徴として「適切か、不適切か」の定規があっても「(個人の信条として)善か、悪か」を測る定規が存在しないんですよ。


「集団のメンバー」として生きていても「個人」として死んでいるんです。


ここだけ見るとタイプ6臭いんだが、全く思考回路が違うのよ。彼の場合は「自分は集団の庇護無しには生きていけない」とは到底思っていない。


「個人として死んでいる」の真髄としては「あえて自分の価値を低く見積もっている」んだ。無意識は自分が無能だとは全く思っていない。自分のように有能な人間が「掃いて捨てるほど居なくては困る」と思っている。

 

(あとは…本人がまだ気がついていないだけで「そもそも個人の信条が社会的に模範的すぎて、最早99%社会と同化してしまっている」という点がある)


ここから二手に分かれて

・「実際に掃いて捨てるほど有能な人間が居てくれたらいいのに」と思うタイプ1

・「実際にそんなに有能な人間がいるなんてとんでもない、ブラックジョークで言っただけだ」というタイプ1


と2つのパターンがあるんですね。前者は、日夜タスクに追われてサービス残業を繰り返す、古典的なお役所人間ですね。「まだやるべき仕事が残っている」というだけで、心が動いてしまう類ですね。


後者は…「自分はとてもではないが有能な人間ではない。だとしたら…それ以下のお前達は何なのだ?」という、暗黙の圧力ですな。「有能な自己像」への関心よりも「周囲へ圧力をかける事」への関心の方が高いんでしょうな。


ここまで詳しく書いても「環境による自身の土台の盤石さ」や「自分が最終的にどの程度の評価を望むのか」によって、内言が大きく変わってくるんだけどな。

 

(これタイプ23だと「自分が人から必要とされたい、有能でありたい」とか、別の動機になってくるな)

 

最終的な結論として、彼は最早「自分=社会の意思の代行者」になってしまっているんだ。しかもその裁量が、非常に「社会的に適切」だから、他者からストップがかかることがない。

 

まとめ

人は面と向かって人と話すときに、こういった事情を一瞬で何となく読み取れるのだから、非常に「頭の良い」動物だな。ただ問題なのは、その読み取りが、なんとも言い難い精度なところなんだけどな。


人間はこの手の読み取りを行う時に、最も簡単に、自分の事情を反映してしまうんだよな。余談だが、これは私自身が非常に恐れる事でもあるんだ。読者に解説記事に関しては「より公正な」情報を発信する義務があるからな。


数字で表せない内容を「いかに公正に書くことが出来るか」というのも、タイプ1=外向思考タイプの得意な領分なんだよな。問題は、そればっかやってると「書籍版1w9と同じ、個人領域がすっからかんの能面人間」になってしまう事なんだがな。


言わずもがな、この辺りの話題は「タイプ1とタイプ4」の振り子になるな。「タイプ1の統合の方向はタイプ7(Se)、程々に他に目を向けること」だと言われているが…本質的なところを追求するなら「タイプ4(Fi,Ni)の方向に統合として振り子を動かす」必要があるんだよな。非常に長丁場になるというだけで。

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タイプ7への統合
・一般的に推奨されている解決策
・割と簡単に実践出来る

タイプ4への統合
・どう考えても時間が足りない
・本人達にとっては無理ゲー


人間的な成長が云々とか理想論を述べるなら、タイプ4への統合の方が、最終的なゴールがより良いものとなるのは確かなんですよ。ただどう考えても時間が足りなかったり、ゴール前に本人が燃え尽きたりするんですよね。

 

おまけ1

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おまけ2

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