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役に立たないNT'sによる性格診断情報ブログ

悪人架空例1〜性格が変化してゆく人物(1w2)〜

はじめに

「人には上辺と本性がある」これは分かってくれるよな。会社では冷淡な人間が、家庭では情熱的な親父だったり。…善人だと思って近づいたら、とんでもない悪人だと後々判明したりな。


MBTIとエニアグラムにおいては、後々本性が判明した場合、初期の上辺の診断は「誤診」となるな。創作上の人物ではなく、現実の人物の場合な。


MBTIとエニアグラムは変動しないのに、性格が全く違って見える…。この不思議な現象を「環境の変化とストレス」から捉えた記事な。


(という名目だが、知人向けの創作のヒントの面もある記事な。魅力的な性格を描くって難しいからな。この記事と同じ手口を真似てもらうのは全く大丈夫だ)

 

環境の中での自分

「会社で受けるストレス」「通勤中のストレス」「家に帰宅してからのストレス」人の1日は、多種多様なストレスに満ち溢れているな。…ネガティブな切り口ですまんな。


非常事態では、今までの人生で想像もつかなかった未知のストレスを受ける事になるよな。その結果、知る由もなかった自分の意外な一面が露呈したりな。


環境によって、良くも悪くも人の性格は違って見えてくるからな。その変化に左右されない一貫性の部分が、MBTIやエニアタイプなわけで。


この記事は「環境によって左右される部分の性格の美しさ」に焦点を当てたキャラの作り方な。あ、現実でも似たような精神構造の人物はいるから、プチホラー注意な。

 

人物例〜タイプ1の悪役〜

最近タイプ1の話題に偏りがちですまんな。なんかタイプ1なら独自に解説しやすいのよな。解釈の得手不得手もあるしな。


人物設定は法的な悪人(Se)と原罪の悪人(Ni)の同人誌の設定を使い回させてもらったぞ。上記の記事の青年Aは確かに狂気的ではあるが…最初からここまで気が触れていたわけではない、という話な。


この青年AことINTJのタイプ1の悪人の性格の変遷を、解説を挟みながら見ていくぞ。隣のアルファベットは、知っている人以外は無視してくれ。


初期(BのI)
典型的な中間管理職によくいる性格の持ち主として登場した悪役。組織構成員の勤務態度の不真面目さと奔放さに毎日腹を立てている。基本的には全て穏便に済ませようとする性格。「自分は最も割を食っている」と内心不満を抱えている。自分が悪人である事にはまだ気がついていない。…自分が悪人であるはずがない。オドオドしていて、少し要領が悪いようにも見える。


中期(IのB)
自分の属する組織が社会悪であると露呈すると、少々態度が変化した。以前のように人に軽々しく話しかける事はなく、人の顔色を伺う事は少なくなった。やや強引な手段も多く、周囲からは人が変わったように見えた。困ると人に聞くのではなく、自身で答えを出すようになった。最後には、上司にさえも冷たい視線を向けるようになった。


(ここで元々青年Aは「気性の穏やかなタイプ1」だったと判明する。初期はタイプ6に見えなくも無かった…意図的に見せかけてもいたが、演技をする余裕がなくなってきたとも言える。詰まるところ、青年Aは「意図的に人を欺くだけの知能はあった」)


後期(IのO)
上記の記事で書いた同人誌部分な。ついに周りから人が消えると、今までの人生で溜め込んだ不満が全て爆発したかの如く、突発的な狂行に走った。世間の人間は、追い詰められた悪人が血迷った末の行動だと捉えた。…彼は内心で笑った。「世間の人間は、本当に馬鹿が多かった」

 

解説

彼の一貫した主張は「周りの人間は勝手だ、当てにならない、無能だ、役立たずだ…いつも自分の期待には答えてくれない。誰も不平等さには気がつかない。自分たちは目に見える悪人だが、目に見えない悪人はどこへ行った?…案外近くに、諸悪の権化がいるものだ」という考えな。


彼は顔にこそ出さなかったものの、初期から内心では、このような事ばかりを考えていた。しかし誰も、彼の考えには気がつかなかったし、青年Aも人に説明する気にもなれなかった。…説明したところで、大抵の人間は理解出来ない。目の前の事にしか、関心がないのだ。


彼は元々反社会的な人間性で、自業自得の人間として処理された。家庭環境にも大きな問題は見られない。…初期に見せた、はにかむような気まずそうな笑みや、支離滅裂に見える感情の意味に目を向ける者は、誰もいなかった。


彼は「自業自得の馬鹿な反社会的な人間」として、人々から理解された。

 

まとめ

人は「環境と共に移り変わる性格の理解」というものに非常に弱い。正確に言えば「自分にとって快か不快か」しか考えていない、というのが、青年Aのモデルになった人物の持論な。


人には過去があり、個人的な経験則があるわけで。そして個人的な捨てがたい信条があるわけで。彼は個人的な信条を最後まで明かす事が無かった。


彼は作中で敗北する事となったが、目的を果たす事には成功した。彼は最初から組織などどうでもよかった。本当の目的は「思い上がった諸悪の権化に天罰を与える自分」を大々的に知らしめる事だった。…これは作中の報道機関によって、達成されてしまった。


誰も彼について考えなかった事が、彼の本当の目的が達成される事に繋がってしまったというオチだな。彼は「誰も自分について深く考えない」事を見越していた。


INTJのタイプ1、典型的な「机上の空論ばかりで、現実的な事を考えない人間」ではあった。…しかし誰よりも「人の愚かさを逆手に取る方法」には長けていた。典型的なタイプ1の特性とは、まず組み合わさらない長所だ。本来の典型的な5w4の特技な。


彼は表向きの性格としては、見る見るうちに姿を変えていった。しかし根底にあるものは何も変わってはいない。「自分をこんな目にあわせた元凶に、天罰を与える方法」だ。


彼の全ての側面を知らないと、本当の信条に気づく事は出来ない。彼は巧みに、本当の自分を隠そうと、少々力を入れている。


一見すると普通の知人が、こうも深い事を考えた上で、一挙一動を決めているかもしれない。そう考えると、人はいかに「人について無知で淡白か」を思い知らされるな。


…彼について初期から変わらず一貫しているのは「被害意識の強さ」だ。タイプ1の怒りと攻撃性を解釈する際の、隠された要因かもしれないな。

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おまけ

追加で面白い話な。青年Aの攻撃性は初期の時点では、あまり高い方ではなかった。しかし後期では異常な攻撃性を発揮している。


彼は「S(感覚)としての攻撃性が低く、N(抽象)としての攻撃性が非常に高い」人間だった。目の前の悪を罰する事に熱中するより、諸悪の根源を十字架で貼り付けにする事に関心があった。


彼の独特な価値判断基準を理解するには、少しは似たような感性のある人間でなければならない。これが「縁の有無」というやつだな。縁がないと深くは理解出来ない人間もいる、と割り切ることも重要だ。